【巨人】 大学・社会人ドラフト
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DIME
2006年11月20日 22:43 visibility78
さて、巨人のドラフトについてだけれど、私としてもネット上にある多くのドラフト系サイトによる分析や予想を参考にしてるので、私が改めて書くぐらいならそこを参考にしてもらった方がいいと思う。
そういうところであまり書かれない観点からちょっと振り返っておきたいと思います。
とその前に1点、この日記で書いた深町指名報道についての予想ですが、この後まったく他球団から深町の名前が挙がらなくなったのを見るとどうもほんとに指名するかもしれません。もし全然違ったらごめんなさい、所詮私なんてこの辺(ドラフトとか)に関してはその程度なんで(笑)。
まず支配下登録選手数から考えて見ます。今シーズン終了時点で69名でした。うち外国人が5名です。外国人に関しては別枠で考えられている事が多いのでここでは除外します。
その後戦力外・引退・育成移行・トレードetcで支配下登録枠が空きました、全部で15名の転出があった事になります。逆にトレード・高校生ドラフトでの加入が6名ありました、希望枠の金刃もこれに追加してとりあえず7名決まっていることになります。
これをポジション別に分類していきます。なお今までと同様に原俊介に関しては内野手扱いとします。
退団
○投手:5名(南・伊達・佐藤・桑田・鴨志田)
○捕手:1名(佐藤)
○内野手:5名(原・大須賀・黒田・長田・仁志)
○外野手:4名(大西・十川・堀田・山本)
加入
○投手:1名(※金刃)
○捕手:1名(※伊集院)
○内野手:2名(小田嶋・※坂本)
○外野手:3名(大道・谷・※田中)
※:高校生ドラフト指名者で仮契約締結済の者と希望枠入団内定者
この数字で単純に引き算をすれば、大学ドラフトで獲得するのは投手が4名、内野手が3名、外野手が1名となります。
もちろんそんな単純なことで済む話でもなくて、ドラフト指名で9人も指名する余裕はありません(=9回も指名権が来る前ににめぼしい選手は取りつくされる)し、前から書いているように若手右腕がどう考えても飽和状態にあるので単純に投手を獲得するとは思えません、取るのであれば左腕をとりたいところです。
ところが今年の場合例年にも増して左腕投手候補が非常に少なくなっています。自由枠指名クラスの投手であれば目玉としていい投手が揃っているのですがそれに続く中位・下位指名巡の選手が妙に少ないんですよね。
だから結局投手をそこまで指名するのかなぁというのが疑問に思います。今年放出したのは投手が多かったとは言え、層が薄いのは野手の方ですからとりあえずまずは野手の確保をするのではないでしょうか。
ってことで結局多くのドラフトサイトとかマスコミで報じられているのとあまり代わるとは思えません。
あとは個別の案件ですが、長野選手については日本ハムが強行指名に行くのではないかと思います。ドラフト直前、長野選手側からの事実上の逆指名(希望球団以外は社会人表明)があった後での報道ですから勝算があるって事じゃないでしょうか。
ウェーバー順が早いほうが選手の優先指名権があるのは当たり前ですから、いけると思ったのであればしっかりやってほしいです、それがドラフトの改善には必須ですから。
とりあえずどちらに転んだとしてもいい選手がプロに行かずに浪人するってことだけはないようにして欲しいものです。
あともう1点、既報では全然ないんですけどやっぱりそれでも左腕投手はもう1名指名するんじゃないかと思うんですよね。
もちろんその場合は下位指名となるのでめぼしい選手は残ってないでしょうけどね。その中であげておくと四国リーグの深沢か早稲田大学の山本あたりが可能性としてあるんじゃないかと思います。
特に山本は個人的には気になっています。本人の能力云々もそうですけど某優勝投手を将来的に獲得するためにはこれから4年間はずっと早稲田から取っておくぐらいの意気込みが必要じゃないかなぁと思います(笑)
まぁとりあえず明日になれば決まることですから楽しみにしておきたいと思います。
- 事務局に通報しました。
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