辟易　その２

なーにが「ＦＡの話はしないでください」だよ、選手会。だったら最初の時点からそういえって言うんだ。
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宮本選手会長はＮＰＢ決定を評価…ＦＡより「ドラフト改変」

日本プロ野球選手会の宮本慎也会長（３６）＝ヤクルト、写真＝は１３日、日本プロ野球組織（ＮＰＢ）との拡大選手関係委員会（労使交渉）に出席。ＮＰＢ側の現行ドラフト制度の白紙撤回に、一定の評価を示した。

この日、選手会では希望枠撤廃を改めて要望。約２時間の折衝を終えた宮本会長は「希望枠は“無くなりました”と聞けるかと思ったが、そこまではいかなかった。しかし後退ではない。こちらの見解としては撤廃（の方向）でしょう」と話した。今後も折衝を続けるが「ここで変えなければボクらの前にファンが黙っていない。スピーディーさが必要」と早期決定を求めた。制度変更がなされなかった場合には「何らかのアクションを起こすことはある」と、対抗措置も辞さない構えを示した。

希望枠撤廃の一方で、フリーエージェント（ＦＡ）権取得年数の短縮問題については「今はＦＡは頭にない。とにかく早い信頼回復のためにドラフトを変えることから始めるべき」と主張。あくまでドラフト制度の改変を優先させたい方針だ。
サンケイスポーツ
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球団側が方針転換して希望枠が撤廃されそうになってから言い出すっていうタイミングが全てを如実にあらわしてるじゃないか。
希望枠撤廃という流れになれば自動的に、その補正のためにＦＡ短縮を話し合わなければならないのはちょっと勉強してれば誰でもわかる。
選択肢が１つしかなくなってから、我々はその選択肢を望んでいるわけではありませんとか言い出したって意味無いっていうの。　
そういう状況になるのをちゃんと確認してから「我々がＦＡ短縮を要求したわけではありませーん」とか主張するために言い出したってのはタイミング見ればまるわかり。

そして彼らからすれば、新人選手に渡る金（契約金）が減れば自動的に人件費のほかの部分＝現役選手に渡る金が増えると踏んでいるんでしょう。
だからこそ、契約金の定額なども主張する、そりゃそこがへっても既に入った自分たちの懐は痛まないですからね。
自分たちは高い契約金ももらっておきながら、契約金の減額を主張する、なんかおかしくありませんか。
これまでの契約金が高すぎたんだとかいうならば、自分たちが得てきた“不当に”高かった分を自主的に返納して、そのお金で野球教室開いたり、引退選手の再就職支援でもすればいいんじゃないですか。

まぁ別にさぁ計算をして動いている人は私は嫌いじゃないし、高く評価しますけどね。
でも善人面するのだけはやめて欲しい、自分たち（しかも選手全てじゃなくて一部）の利益だけを考えているってツラを堂々としていてくださいよ（笑）


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あと巨人批判、ほんと呆れる通り越して笑っちゃいますね。
球界が健全化するためにはどうなるべきか。親会社に頼らない安定した経営になるべきという目標を言う人は多くいると思います。
だったらどうならなければならないか、各球団が経営努力をするようにならなければいけないわけです、収益をあげることが球団の目標にならなければいけないということです。
ならばどうすべきか、経営努力をして収益をあげればその結果としてメリットが生まれる、収益の高い球団が優遇されるような方策であるべきです。
そして巨人、これは球界の中でも最も収益をあげている球団の１つです。
つまり球界が健全化するために各球団が経営努力をするように方針を定めれば、巨人が有利になる方策になっちゃうのは当たり前ですよ。

逆に考えれば簡単でしょう、赤字体質で経営努力も足りず観客動員も少ない、そういう球団が有利になってしまうような方策だったらどうなりますか。
それは球界のためになりますか、球界の改善に繋がりますか。繋がらないですよね。悪しき平等、間違った社会主義です。

巨人が自球団のことだけを考えているなんて批判していますけど、巨人の場合は球界の健全化のための方策を考えればそれは自然と自球団が有利になってしまう方策になるにすぎません。
巨人は球界の中でも経営が最も安定し観客動員数の多い球団の１つです。
全ての球団がそういう状態になるためには、そういう状態にあるほうが有利になるという制度を主張するのは当然です。
もちろんそういう球団には一朝一夕にはなれませんから、それを目指して活動していれば有利に働くぐらいでなければいけないでしょうが。

巨人が不利になるような方策になったのだとすれば、それは経営努力が結果に結びつかない球界全体にとって悪い方策です。
球界全体が改善化に進むための方策を選んだとすれば、それは間違いなく巨人に有利な方策となっているでしょう。