すみませんが。

ちょっと他にやらねばならない事があるというか、それをしなきゃいけないのに面倒だからと逃げそうになっちゃうので、更新は出来るだけせずに、そっちをしなきゃいけない状況に追い込もうかと思います。
具体的にいえば、１つは積み本が30冊を超えたのはさすがにやばかろうと。色んなところで紹介されてた（SNSのなかではあおいちぱんださんとか）プロ野球2.0とかも一応読まなきゃいけないし（軽くめくった限りではあんまり中身なさそう？）。本以外の理由もあるのですがそっちはまぁおいおい。

で、昨日せっかく喜んだのに、ぬか喜びだったようで。
なんで、フューチャーズの時にはちゃんと書いていたのに、教育リーグや、社会人との練習試合では何にも書いてないんですかもう、ダメじゃん。
ENEOSとの試合、矢野謙次が入ってる。オープン戦で結果が残せなかったから落とされたか、まぁこれはいい事だろう、んで足りてない内野は梅田浩が三塁か、いくら練習試合とは言え怖いことするなぁ。
それでも小田嶋が三塁じゃないんだから、彼の三塁起用って選択肢は首脳陣の中にはほぼ無しって看做していいかな、しかし小田嶋連発か、このまんまじゃ「二軍の帝王」コースかなぁ。
とにかく、情報をもっとしっかりちゃんとください、若手に注目してもらおうとか「育成の巨人」をファンに見てほしいとか思うならそこは基礎以前の問題、土地があるかないかレベルの問題ですよ。
敷地が無い所にいったい何を作ることが出来ると言うんです？。育成されていることをファンが知ることが出来なければそこに感情を持つことも期待をすることも何も出来ませんよ、「育成の巨人」を人気の回復の一つの要素として思っているのであれば、自分たちが金を掛けてでも情報を出さなきゃ、2軍の情報なんて資金を回収するものではなく、資金を投資するものですよ。


あぁついでにもう１件、むのんさんのところで紹介されていて非常に素晴らしいものだと思ったのでこちらでも紹介させていただきます、広島の広池投手のエントリー、全てのプロ野球ファンは読んで置くべきでしょう。
先にも何度か書いたとおり、私はメモラビリアってのに全く興味が沸きません、いや正確に言えば「巨人軍の何か」だったら大金ぶち込んででも買う可能性がありますが、「巨人軍の選手の何か」には全く興味はないです、むしろそれぐらいなら「巨人軍の社長・オーナー等の何か」の方が興味が沸くかもしれないぐらいです。
一度２軍のときにぼけーっと座っていたら目が合ってサインボールを投げ込まれてしまったので取らないのも失礼と取りましたが、それも知人の子にあげちゃいましたし。
だから、自分が感じることがどれだけ一般的な認識と符合するのかは全く自信がないのですが、その上で個人的な経験から言わせてもらえれば、広池の言葉は私も良く分かります。
先日ジャイアンツ球場について書いたエントリーでも触れましたし、キャンプについての話でも触れましたが、サインを欲しい側に「選手の状況」を思いやる心を感じないんですよね。いや「他人の状況」なのかもしれないですね、我先にと子供を押しのけるような人なんかは。

広池も書いていたことですが、客サービスであるのは事実です、「ファンあってのプロ野球」であるのは事実です。じゃあだからと言って「私というお客様が求めているんだからやるのは当然だろう」って言うのもおかしいと思います。
「ファンあってのプロ野球」という言葉はプロ野球側が使うべき言葉であって、ファンが使うべき言葉ではないはずです、使う必要のある言葉ではないはずです、自らの存在を誇示する言葉をいったいどんな状況で使うと言うのでしょう。
「私があってのこの会社だ」とかいう人います？居たとしたらそんな人をどう思います？私はね「かわいそうな人だなぁ」と思います、ほんっとにかわいそう。もちろんそう言えるだけの資格を持った人もいますけど、私の経験では資格がある人に限ってそう言う事は言いません。
客の要求に全て応えていれば、赤字だろうと商品は客の言い値で売り、客の落ち度であろうと返品・交換を受け付ける、商売にならないでしょ。
「お客様は神様です、しかし誰をお客様と推し抱くかを決める権利は売り手にあります」、私はそう思っています、顧客セグメンテーションをする、CRMを導入してロイヤリティの高い顧客を囲い込む、ということは誤解を怖れずに言えば、「該当しない客はお客様ではない」っていうことです「自称お客様とお客様は違う」ってことです、暴論ですけど。
あの球団の活動は球界全体のためになってない？他球団のファンに嫌われる？当たり前じゃないですか、他球団のファンが喜ぶ事は他球団が優勝する事でしょ、他球団のファンを喜ばせるって事は自分の球団が優勝しないって事ですよ、他球団が優勝する努力をしている球団がいたらそれこそ馬鹿げている。自分の決めた“お客様”以外の反応なんていかほどの価値も無い。
ターゲットセグメント以外の客にどう思われているかなんて、少なくともターゲットセグメントの顧客を喜ばせることより先に来ることだけはないですよ、両方が同時に達成できないのであればターゲットを優先するのは当然じゃないですか、そして優勝は１球団しかないのだから両方の同時達成は出来ない。
「球界全体のため」とかいうのはていの良い言葉でね、自分たちがすべき努力をしなかった、顧客に果たすべき責任を果たさなかったことへの言い訳に過ぎません。

あなたは果たして選手に認めてもらえるようなお客様に球団に認めてもらうようなお客様になっていますか。
最近は言っていなかったような気がしますから言いますけどね、その球団のファンだと名乗れるのは球団にしっかり金を落としている人だけですよ、球団に金もかけずにファンと名乗るってのは私は恥ずかしいことだと思います、あなたはファンではない。
義務や責任を果たさずに権利だけを主張していることと同じように恥ずかしいことだと思います、私は政治に文句を言いたいから絶対に棄権しません（どうしても良い候補者がおらず白票を投じたことはありますが）、それと同じですよ。
あと誤解しないで欲しいのですが、球団がそう思えといっているわけではないですよ、お金を落としてないけどファンを自認している人は潜在的顧客です、それをお金を使ってくれる人に変えるよう努力するべきです、大事にすべきです。
しかし、だからといって「自分は大事な人だぞ」とか踏ん反り返っていいってことじゃないでしょ、そういうこと。
その球団が未来永劫続いて欲しい、ずっと自分のチームであって欲しい、誇りであって欲しい、そう願うのであればなぜお金を使わないんです、正直私には何故そういう行動に繋がらないか理解できません。
お金は使わないけど愛がある、私から言わせればそれは愛じゃないです、お金を惜しんでる時点で愛ではない。

ちょっと話が逸れましたけど、どうも最近は「プロ野球選手」というのをマスコットか何かと勘違いしているように思えます、それか金づるか（笑）。
人と人とが接しているんですよ、まず自らが相手に対して敬意を持たなければ相手から敬意は帰ってきませんよ。
そして自分が相手に対して払わなかった敬意の結果は自分だけではなくて他人にも返っていくんですよ、相手だけじゃなくてもっと多くの人に自らの間違った行動で迷惑をかけるんですよ。
ほんっと、一部の人の行為は目に余ります、他人に迷惑を掛けてないというのは思い違いです、迷惑掛けてますよ。
あーなんでこんな道徳の授業のようなことを言ってるんだろう、なんか虫唾が走ってきた（笑）