28人がいかに少ない枠か

  • DIME
    2011年03月02日 23:33 visibility353

今までさんざん28人という枠はあまりにも狭すぎるため、FAで選手を獲得する事のリスクは非常に高くなる、と話してきました。

今回の高浜の件でそれが少しはわかっていただけたかなぁと思います。
どの選手をとるかによって違うにしろ、人的補償によって獲得することのできる「29人目あたりの選手」の球団内の位置付けはあれぐらいの高さであるということは言えると思います。
言い換えると、自分たちの当初の補強ポイントとはズレていたとしても、そこに目を瞑ると若手の有望株を獲れる可能性が十分にあります。
そう考えると、ますます他のチーム(特に横浜あたり)が人的補償を選択しなかったというのは編成の戦略として解せません。多少ズレていたとしても、チームの主力となり得るドラフト上位くらすの素材は獲れるはずなんですけどね。

また、阪神側としても高浜あたりが外れるのは致し方無いかなと思います。阪神の選手層に関しては詳しくないので具体的な構成はわかりません。
ただ、私が巨人で28人枠を作った場合には多少の博打(高額ベテラン選手を敢えて外す等)をうったとしても、若手有望株は確実に全部はカバーしきれないというのは経験則でわかります。
この場合は、多少なりとも結果の出ている選手から嵌めていくしかなく、そうなると高浜は外れていてもおかしくはないでしょう。

獲得時期のタイミングも含め、FAでの選手獲得は難しいなぁと再認識させられました。

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