トレードについて…その後

マイケルの年俸の件が、夕刊フジに掲載されていました。
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http://www.zakzak.co.jp/spo/200811/s2008111224_all.html
外国人選手扱い?日本ハム、マイケル中村放出のワケ

代理人はあの団野村氏


トレード要員に浮上したマイケル。高額年俸がネックに(クリックで拡大)

 日本ハムを支えてきた不動の守護神で、不可欠な戦力に見えるマイケル中村投手(32)が、今オフにトレードのコマとなっている理由とは?

 日本と豪州の二重国籍でメジャー経験もあるマイケルは、2004年のドラフトで日本ハムに入団すると、06年に39セーブ、07年に34セーブを挙げて連覇に貢献。今季も28セーブ、防御率2.14と役割を果たした。

 好成績に伴い年俸もうなぎ上りに。1年目は1500万円だったが、3年目には1億5800万円と史上最速タイで大台を突破。球団幹部は大幅アップにも「ドラフトで獲ったが、扱いとしては外国人選手と同じ」と理解を示したが、実は相当にタフな交渉だった。

 マイケルの代理人を務めたのは、辣腕で知られる団野村氏率いるマネジメント会社。当初の要求額は2億円以上だった。

 2年契約が切れる今オフも「向こうがものすごい額を提示してくるのは間違いない。でもウチは身の丈経営だからね」と球団関係者。他に昇給が予想される選手も多いため、早くからマイケル放出で腹を決め、来季に向けてトレード相手を探してきた。

 独立採算を目指す日本ハムが、限られた予算で勝ち続けるには、シビアな人事戦略が不可欠。誰がトレードを通告されても不思議はない。例外はダルビッシュ、稲葉ら一部の中心選手だけだ。

 特に待遇が「外国人選手と同じ」マイケルは、白羽の矢が立ちやすかったか。とはいえ、豪州に帰国中の当人は、ブログでファンに来季に向けたメッセージをつづるなど、チームに愛着を見せている。

そして、白井元ヘッドコーチも、この件についてブログでふれていた。
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http://shirai90.ashita-sanuki.jp/
マイケル、工藤選手、
そして二岡、林選手の2対2のトレードが報道されました。
ファイターズファンにとっては驚きのトレードだと思います。
また、昨年までファイターズのコーチをしていた私にとっても、
06、07連覇の功労者のマイケル選手、
そして07年の苦難のスタートを救ってくれた工藤選手が、
トレードでファイターズを去ることは残念に思います。
私が所属していた昨年までのファイターズにとって、
貴重な存在の選手でした。
しかし、チームは立ち止まることなく前進を続けなくなければいけません。
来年躍進を遂げ、失ったチャンピオンフラッグを取り戻すには、
欠かすことのできない苦渋の決断だったと思います。
この決断を、我々ファイターズを応援するファンにとっては、
躍進への、そしてチャンピオンフラッグ奪回への必要不可欠な決断と、
信じて受け入れることが求められます。
マイケルに代わるクローザーに対して、
目処が立った上での判断であり、
ここ数年課題であった得点力向上のためには、
欠かすことのできない補強であり、
前進するために必要不可欠な決断であると。
チームにはいい時にも、悪い時にも、
革新は欠かすことのできないものです。
今年が最高であるとしても、
来年にはそれが通用しない世界なのがプロ野球の厳しさです。
いろんな意見があり、感情があるとは思いますが、
この決断を支持し、そして来年の躍進を信じて応援することが、
今我々に求められることだと思います。
マイケル、工藤選手の新天地での活躍を、
そして二岡、林選手が、
06年ファイターズで貢献してくれた岡島選手のように、
チャンピオンフラッグ奪回に貢献してくれること期待して、
暖かい気持ちで迎え入れてあげることが大切だと思います。

白井さんの言葉は、いつもファイターズファンを納得させてくれる説得力がある。

なぜヒルマン監督の退団とともに、自分がファイターズから去ったのかが書かれた、
10月29日と31日のブログを先日読んだときには、思わずウルウルとなった。
北京オリンピックの敗戦を分析した8月の24・25・29日のブログには、なるほどと深く感心した。
ファイターズの節目節目の試合について書かれるブログは、
熱い思いと冷静な分析に満ちていて、
いつかファイターズに戻ってきてくださいと、思わず手を合わせたくなる。

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