日本野球とドミニカ野球、組織力アップか、個人力アップか…

長崎へ向かっております



桑田氏(元巨人)ドミニカ共和国への旅、続編です



ドミニカには、少年野球チームや、中学野球、高校野球がなく、『プログラム』という野球教室のようなものが多々あると前回説明させて頂きましたが、



この『プログラム』について説明させて頂きます



このプログラムに子供たちは入ることになるのですが、ここで野球を学ぶことは『無料』で誰でも入ることができるのです



ではどうやって運営しているのか?



それはこのプログラムから、メジャー球団の育成チームに所属する選手と契約できたら、その何パーセント(何十パーセントかもしれません)かをプログラムが貰うことができるのです



なのでこのプログラムは、グラウンドもなく、空き地を利用して練習しているプログラムもあれば、キレイな芝のあるグラウンドを保有している名門プログラムもあるのです



今までの育成選手で違ってくるということです



ですから、このプログラムの存続意義、いわゆる目的は、



『有能ある個人』



を作り上げることなのです



決して、



『~~大会優勝、中体連優勝、ジャイアンツカップ優勝、甲子園優勝』



などではないのです



チームが大会で優勝しても、プログラムには何らメリットはないのですから



あくまでも、個人の能力アップ最大優先なんです



だから1人に頼って投げさせ過ぎて故障し、その選手の将来が閉ざされる、といった形はあまりないでしょう



ここが日本の野球と大きく違うところです



さ~~皆さんいかが考えられますか?



日本の野球界を否定される方は多々おられます



私もその一人かもしれません…



大会に勝つことが目的になってしまい、選手に無理が生じ、故障する…



そんなことがあっていいのか…



しかしドミニカ共和国のように、チーム力を無視して、個人の能力アップだけを考える指導、



これもどうなのか…



私はどちらが良い、悪い、ということを言いたいのではなく、



この両方の考えを聞いて、皆さんがどのような解釈をされるのか…



なんです



これは一般社会でも同じのような気がします



組織力を上げるのか、個人力を上げるのか?



どちらか、というわけではなくどのような考えで組織と個人を考えるかです



是非皆さんの考えをお聞きしたいです



次回はこれに似た日本型経営とアメリカ型経営の話もできればと思います

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