阿部真⇔赤田

阿部真宏
 右投右打の内野手。メインは二塁・遊撃だが2007年に大引が入団、即ショートレギュラーになり、阿部は後藤と二塁のポジションを争った(この年はほぼ同じ試合数の出場。コリンズ監督の左右病が原因?)
 翌年からは後藤が二塁手として定着。阿部は守備固めや後藤・大引離脱時のスペアとして出場した。三塁や、ほぼ経験の無い一塁も守った。出場機会は激減した。
 オリックス時代の背番号は「4」

赤田将吾
 右投両打の外野手。メインは中堅。こちらもここ数年はレギュラーに定着できず、打率もそれほど上がらなかった。
 俊足が武器で、シーズン二桁盗塁を複数回記録している。
 埼玉西武時代の背番号は「9」

オリックスは小瀬の急逝による外野手不足(もし坂口が長期離脱でもしたら、中堅を守れる左打者は大村か由田しかいない。大村は昨シーズンから足の不安がある。由田は一軍経験が少ない。)や、後藤・大引・カブレラ・ラロッカ・北川・一輝・山�浩・バルディリス・塩崎・森山と内野手の層が厚いことから、このトレードは正解でしょう。

一方、西武の去年の外野手争いを見ると、出場トップ3は栗山・GG佐藤・佐藤友。その後、大崎・ボカチカ・赤田と続きます。2008年は佐藤友や大崎より多く出場していましたから、やはりチーム内の需要を考えると必要性が低くなっていたのではないでしょうか。
また、内野手は二塁・片岡が139試合、遊撃・中島が144試合フル出場と、不動のレギュラーはいますが、二番手となるとあまり実績の無い若手ばかり。内野全ポジションが守れて、そこそこ実績のある阿部の存在は大きいはずです。

どちらも得をするのが本来のトレードの形ですから、これはいいトレードだと個人的には思うわけです。



まぁ・・・後藤-阿部真の二遊間をもう一度見たかったな・・・と思ってみたり。

P.S. 岡田監督のコメントを見る限りは西武側からのトレード打診のようですね。

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