メジャー流出阻止よりも大切なこと

今日は中日の試合がありませんので別のことを書きます。

社会人で話題の選手が日本のプロ野球を経由せず
メジャーに行くことが最近話題になっています。

それに対して日本の野球界は危機感を抱いています。
それは確かに大切なことです。

ただ、自分が思うのは例えメジャーへ選手が流出しても
日本の野球人口は減ることはないでしょうし、
日本にプロ野球選手としているという選択肢を選ぶ人も
たくさんいると思います。

むしろ自分が野球界に求めるのは
日本の野球のレベルを今以上に上げることです。

確かに日本の野球のレベルは高いです。
今回オリンピックで４位でぼろくそに批判されていますが、
たとえばもし男子サッカーで４位だったら快挙として
迎えられていたでしょう。

ただ、現状としてトップクラスではあるものの
トップとは言い切れません。
野球の質の違いもあるとはいえ
日本のプロ野球にくる外国人選手は
メジャーでそんなに結果が出なかった選手らばかりです。

そう考えると日本の野球はまだまだ伸びていける
要素を持っていると思います。

だからこそ、
日本の野球界はもっと「育成」というものに
力を入れて欲しいと思います。

それが自分の主張したい部分です。

ユースチームの形成。
日本ジュンの部活動などを通して
質の高い野球選手を育成させるための
練習プログラムの提供など、
できることはたくさんあります。

他にも、
たとえば高校野球では金属バットを使っていますが、
理想を言うなら木のバットを使うべきです。
芯に当たらなくともあたれば遠くに飛ぶバットで
打ち続けることによる打撃技術の低下は
多くの評論家が指摘しています。

予算的に難しいかもしれませんが、
場合によってはプロ野球界らと手を組んで
高校野球界にも木のバットが使えるように
援助などができればいいなと自分は思っています。

もちろん日本の野球界も
一生懸命やっているのはわかりますが、
他にもできることはあるのであはないか？

そんなことをふと考えてしまいました。