強いチームを率いる重圧

どうやらWBCの監督に
原監督が就任するなどと言われています。
果たしてどうなるのでしょうか。

WBCの監督の話がでたからという
わけではありませんが、
今日は原監督について
書こうと思います。

自分は、彼は巨人を連覇に導いた
素晴らしい監督と評価しています。

世間では巨人は補強を
積極的に行っており
豊富な戦力がいるため
勝って当然と批判する人も
いますが自分はそうは思いません。

というのも強いチームには
強いチームなりの難しさが
あるからです。

それはやはり、
周りから「勝って当然」と
見られるプレッシャーです。

確かに戦力が揃っているチームは
戦う上では有利な状態にいます。
しかし現場で戦う人たちにとっては
その「勝って当然」という見られ方が
物凄い重圧になります。

サッカーをみてもブラジル代表は
良い選手が揃っているだけに
勝って当然といった目を向けられ、

ブラジル国民からも
常勝を義務付けられているような
雰囲気があります。

しかしながらブラジル代表監督が
楽だなんていう考えは合っておらず、
もしかしたら日本代表の監督の方が
楽かもしれません。
(おそらく岡田監督は
否定するでしょうが・・・)

そしてそういったプレッシャーは
選手にも監督にとってもきついようで、
選手らに聞いても

負けても仕方がないとファンも納得する
格上と戦うよりも、
まわりから勝つのが当たり前とみられる
格下との戦いのほうが
精神的にきつい

といった話も聞きます。

2003年に阪神が優勝した年に
独走して優勝がほぼ確実と見られていた時期に
星野監督は試合前に吐いたり、
倒れたりしていることもありましたが、

その心の中には、
周りの阪神ファンが18年ぶりの優勝だと
早いうちに確信していたため、
それを裏切ってしまったらどうしようという
プレッシャー、ストレートに言うなら
怖さが星野を苦しめたのでしょう。

(もちろん阪神ファンに罪はありません。
ただ、プレッシャーがかかるのは事実でしょう)

強いチームにはそれなりの
苦しさがあると思います。

そして巨人の原監督にも
プレッシャーはあったでしょう。
最近は巨人戦の視聴率も落ちており、
いい選手が巨人よりもメジャーに
目を向けており、
昔ほど巨人一辺倒ではなくなってきていたものの
プレッシャーはあったはずですし、
そのなかで立派に戦った原さんは
見事だったと思います。

まだ、シーズンは終わっていませんが、
残りの試合も頑張ってください!

PS.来年の中日には、この素晴らしい原監督率いる
巨人や、新監督を向かえ挑戦者として果敢に
向かってくる阪神や他のチーム含め
全力で戦ってくるであろう彼らを倒し、
2年間達成できなかったリーグ優勝を
目指して欲しいと思います!

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。