【サッカー 福島】東北社会人リーグ第7節 福島ユナイテッド3-福島プリメーロ2
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太田町見付
2012年06月04日 22:33 visibility253
久しぶりのあづま陸上競技場。最後に訪れたのは一昨年の10月。震災の前の年。山々の美しさ、木々の眩しさはその時となんら変わらない。スタジアムに向って走る路線バスは、窓を開ければ心地よい風が吹き込んでくる。
♪汽車の窓から ハンケチ振れば
牧場の乙女が 花束なげる
明るい青空 白樺林 山越え谷越え はるばると
ララ・・ ララ・・・・・・・ 高原列車は ララ・・・ 行くよ
そんな懐かしの唄を思わず口ずさんでしまいそう。
スタジアムに着けば、既に各イベントが行われており、シンガーソングライターaveさんのミニコンサートも。「福の歌」はいつ聴いてもジーンとしてしまいます。
スタジアムの観戦場所は今回はゴール裏の芝生席。J1・J2とも今では忘れてしまったゴール裏の芝生席です。おもわず転がって遊んでしまいそう(実際に遊んでたサポも)
今回機会があって、団旗を振らさせていただきました。団旗を振るのは、たまにアウスタ(アウトソーシングスタジアム日本平:エスパルスのホーム)でやってますし、つい最近も、マリノス戦で振ってましたが、それこそ、他サポに団旗を振らさせてもらえるなんてそうそうない経験。幾分アウスタでやるような感じで振ってましたから、ちょっと場違いだなと思われたユナサポさんがいたならご容赦のほどを。
さて、 ゲーム内容ですが、とりあえず勝ったからいいようなものの、後で冷静に考えるともう少し楽なゲーム運びができたのではと思ってしまいます。
開始早々の失点はFKから。連携ミスと言ってはそれまでだが、ゲームプランがいきなり崩壊したのは事実。いきなり追う展開に。
それでも、前半の早い時間に、我が茶髪王子さま「純弥」のシュートで同点。まずは振り出しに戻す。彼らしい得点、そしてようやく結果が出たことに心から謝意を表したい。
続けざまのシュートシーンは益子。彼が追加点を挙げ、早々に突き放す。それからのボール支配率と言ったら。ただ、最後のフィニッシュの精度を欠きます。また、縦パスも目立ち、空いたスペースを十分活用でいないシーンも多々。前半でもう一点取れればもっと楽な展開になったはず。
後半、よもやの失点。まるで前半の開始早々を思わせるデジャブ。FKを合わせられゲームが振りだしに‥。
勝ち越しを狙いがむしゃらにゴールを狙うも、その精度が‥。CKなどのセットプレーからもなかなかゴールをこじ開けることができない。そして、徐々にパワープレーに持ち込もうとする姿勢が見て取れてしまう。サポーターもプレーヤーも‥。
アデッヨナルタイムの歓喜は当然やってくる。
ゴール前の混戦、誰かが押し込んだ、いや触れたのかもしれないボールがサポーターの目の前でゴールに転がっていく。
誰が決めたのかわからないゴールシーン。そして、ワンプレーの後の終了のホイッスル。
誰が決めたかわからないゴールの被害者は吉渓。ゴール裏の勘違いから、ゴール裏に呼ばれマイクを持たされる羽目に。でも公式記録では康剛。(吉渓ゴメン)
最後は監督がゴール裏であいさつ。
「今日の勝利はサポーターの声援があってだと」
先述したように、自分たちでゲームを難しくしてしまったようなもの。勝つのは絶対条件であり得失点差を考えると幾分物足りなさも感じる。
ゲーム終了後、代表と話す機会もあり代表自身
「今日は、皆さんの力で勝てたようなものです。試合後少し話をしました」との言葉。
「もし、今日勝てなかったら、ここで選手の車囲みましょうか?」
こんな軽口が出るのも勝利したればこそ。
サポーターは少しよくばり。勝てば勝ったでその勝ち方にこだわる。
でも、今日来場した2000人近い人たちはきっと最後の最後に勝った。良かった。サッカーって良くわからんが面白いって思ってくれたはず。
誰かがどこかで言っていた。代表戦で6万入るなら、身近なサッカーも見ようじゃないかって。
ゲーム終了後、ピッチ内では、子供たちと選手とのサッカー教室。きっとこの中からサッカー選手がもしかしたら生まれるのかもしれない。サッカーを見ることのできる至福の時。
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