【サッカー 甲府】 競え花の色 映し出せ繚乱に

 戦う本気が重なる 斯くも旗のもと沸き立った絆 耀きを刻むものが時代を呼べる、そう第15節は再びの絆を取り戻す。


 


 ゲーム終了後のヒーローインタビュー。最初に登場したのは城福監督。感極まったのか、言葉を詰まらせることしばし。ここ数試合続いていた勝ちから見放されたゲーム内容。サポーターはフラストレーシヨンを募らせる。


 前節の熊本戦、某大手つぶやき専門のSNSにはスカパーを見た人の書き込みはサポ仲間のご乱行(?)を伝えるものばかり。ゲーム開始前もしかしたら前夜の仙台ユアスタの名古屋サポと同様の仕儀に至らぬかとの一抹の不安。それは私ばかりではないはず。


 結果の伴わないゲーム内容が続くことから監督自身も何か期するものがあったのかもしれず、それがそのまま、インタビューの時の感情の発露に至ったのかもしれない。


 声を震わせ、「ともに戦っていきましょう」は反撃の狼煙。


 


 攻め続ける形は久しぶりの得点の予感。それでもなかなか得点にいたらず、少々焦りすら感じる展開。前半終了間際、コーナーキック連発のゴール前の混戦。よくぞそこにいたドウグラス。


 ヒーローインタビューの二人目はこのドウグラス。機関砲の如く喋るさまは、今までの鬱憤があったのかインタビュアーが一言言えば、その何十倍も話す。横にいるジュリオがこれじゃ訳すの大変だと余計な心配をしてしまう。


 


 後半も怒涛のシュートが続く。ゲーム終了後17本のシュート数がそれを物語っている。ただ、それが得点に結びつかない。


 それはキーパー北の踏ん張りに他ならない。その献身的な気迫あるプレーは敵ながらあっぱれの一言。そのセービングを見ていて逆に小気味よさすら感じてしまった。大変失礼を承知でいえば彼を頑張りを見殺しにしたのはザスパの攻撃陣。互いに勝てないチーム同士であるが、彼がゴールマウスを護っていれば展望が開けてきそうな気がする。


 


 引き出しも少しづ増えてきたと感じるゲーム内容。初のベンチ入りした三幸、藤牧のプレーも見てみたい。ことに福島ゆかり(浜通りだしその後御殿場に移ったが)三幸は新たな楽しみの一つ。


 


 ゲーム終了後、ビッグフラッグの撤収作業、終わってスタジアム内を見ればほとんどの撤収作業が終了。時間を見れば1645にまだ達していない。勝てば撤収作業もサクサク進む。


 あとは減った客足が戻ることを願うのみ。ビッグフラッグを広げる際、人がいなくては、その部分だけ動きがなくなる。「そのあたりは、人口密度が少なく道志村か早川町ですから」なんて、広げる際の軽口が笑えないジョークだから。


 


 


 時間を疾走せなきゃ命は燃えない。


 次節はいわく因縁の長良川。

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