勝利は雷雲とともに

  小瀬に戻ってきたのはかれこれ2か月ぶりになるのであろうか。中途半端な時間に来たため駐車場は満車。山日の臨時駐車場にいれるはめに。そう高校野球の決勝戦真っ最中。


  真夏の太陽と無風は甲府盆地の風物詩とはいいながらやはり体にこたえます。


  それでも、3時半過ぎからはだんだん雲も出てきて、真夏の日差しを遮ります。一旦座席を確保したのちフードコートで腹ごしらえと出てきましたが、そこであのゲリラ豪雨。「一天にわかにかき曇り」と講釈師なら表現しますが、まさに天の底が抜けたような集中豪雨。テレビニュースでゲリラ豪雨と表現されますがまさにそんな感じ。雷も近くに落ちたようです。


  20分程度で雨もやみ虹も出できました。虹は吉兆の証ですが、小瀬で虹を見て勝ったためしがありません。


  ゲリラ豪雨とあの落雷ですから、当然気温差が激しいのは自明の理。昼間の暑さとうってかわって涼しい風が吹いてきます。


  さすがに先週の大分・土曜日の名古屋ともに灼熱地獄。ゲームの応援はあれくらいがちょうど良い感じ。


 


  ゲームは、満足と不満が交錯するまさに真夏の天気のよう。熱気が来たかと思えば寒気が流れ込み、天候の急変をみます。


  栃木戦でいうならば、前半終了間際のセットプレーからの失点。そして後半終了間際のカウンターからの失点。まさに寒気が流れ込み冷や水を浴びせたような感じ。


  熱気は数々の得点シーン。一点めが泥臭いものだっただけに、パウリーニョ、秋本のゴールとも胸のすくようなきれいなもの。そしてマイクの振りぬきシュートもこれまた綺麗に決まり感極まったもの。


  片桐、マイク、パウリーニョ。そして交代枠でマラニョン、金信泳を使うという贅沢な布陣。それに引き換えDF陣の心もとなさと言ったら。4点取って喜ぶよりも3点もとられた事を反省すべきゲームでしょう。


 


  ゲーム中ずっと見えたのが、曽根丘陵・御坂山地側で走るイナビカリ。さすがに夏のゲームを思わせます。雷と豪雨が運んできた勝ち点3。ゲーム終了後は、その勝ち点3と来週への期待、そして自分のごみを持ち帰ってきたのは言うまでもありません。


  エコなサポーターになるために、ちょっとしたことしてみませんか。1mm1cmの努力だけですから。

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