【サッカー 甲府】 負けないこと 諦めないこと 逃げ出さないこと



埼玉スタジアムのアウエイ側と言ったら、そこは途絶された世界。一旦入場してしまえば、ちょっとしたスナックコーナーだけでスタグルを味わおうなどとは夢のまた夢。

「いったい甲府が何したってのさ」とボヤキ節も。

 

ゲーム直前、前後あわせて4ブロックほどの出島、甲府から持参したカラーボード。本家本元の浦和に及びもつかないがコレオグラフティを実施。

やっている方はまったくわからないが、あとでその画像を見れば、青と赤が格子模様となっておりそれなりに様になっている。

ちょっと意気軒昂。

 

さてゲーム評。

前半戦、0で抑えることができたのなら、よもやの勝利もあるかもしれない。

そのような内容。全体に見て、個のワンプレーごとは、さすが浦和だけのことはあるとうならせるものばかりなのだが、それがチーとして躍動感溢れるものかと言えば少し疑問符がつくようなながれ。

5バックのうちに対して、いささか攻めあぐねる、崩しきれない展開。ボール保有率が出ていたが、65%超持っていても持っているだけ、逆にうちが奪ったあとのカウンター、精度がよければと唸ること数回。

 

PKは不運。

正直ハンドをあの位置でやるか?と疑問符。とっさに手のでることは仕方なしだが。

 

ここから、浦和の迷走がはじまる。一点取って、追加点を狙うのかと思いきや、単調な横パスに終始。うちは、羽生、平本と次々に投入し、パワープレーに持ち込む。

90分、山岸の弾いたボールを押し込んだがこれは無情にもファールを取られてノーゴール。

万事休すのアデッヨナルタイム、これが最後のワンプレー、平本のシュート。惜しくもバー直撃。

そのはねっかえり、たまたまそこにいたのは青山。偶然は必然。

歓喜するアウエイ側。それはまるで勝利したかのよう。うなだれる浦和選手たち。

そしてホイッスル。

直後巻き起こる大ブーイング。そりゃそうだ。土壇場で勝ち点2が逃げたのだから。

 

最後まで諦めないことそれが一番大事。

海野会長、輿水社長もアウエイ側に来てのガッツポーズ。その海老反り具合は城福さんに引けをとらないもの。

引き分けだけど、勝ち点1だけど単純にうれしい。この日のお酒が美味しいのは言うまでもない。

 

 



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