2014/12/14【インカレ二回戦】関西学院大vs鹿屋体育大@味スタ西

  • ゆー
    2014年12月16日 01:07 visibility625

新宿駅が久しぶりすぎて、京王線への乗り換えで迷子になりました(笑)

 

関学大は去年のインカレで見て以来。今年のチームは初めて。

鹿屋は今年、栃木の試合でA北九州戦に行った翌日、九州大学トーナメントの

準決勝を前半45分だけ見て以来。←飛行機の関係上前半だけだった…(^^;)

でも、その45分だけでもものすごくワクワクしたサッカーを見せてもらえたし、

関学大は天皇杯での躍進が記憶に新しかったから、ものすごく楽しみな一戦でした。

 

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関学大スタメン

 

GK21村下 DF23原口、5前川、3井筒、4福森(C)

MF14福富、6徳永、8浅香、26池田、10小幡 FW13呉屋

 

鹿屋スタメン

 

GK17吉満(C) DF13福森、5寺田、3西川、7下坂

MF11坂本、8福田、18中原、14小谷 FW10松田、9米良

 

 

主審はJ3でも笛を吹いている、マイケルさん。

 

彼が笛を吹く試合は初めて見ましたが、やっぱりジャッジの基準が日本人とは

違いますねー。

割と流す印象で、見ている側としては試合の流れ切れないし面白かったです。

ただ、それに順応出来ていない選手もいましたが……。

↑ファールだと思って止まっちゃったりね(^^;)

笛が鳴るまでプレーは続けましょう(笑) セルフジャッジは危険です(笑)

 

キャプテン同士の握手は好きなシーン。

 

関学大は4福森くん、鹿屋は17吉満くんがキャプテン。

 

 

コイントスの後、スタンドに向かって応援団からの歌を受けるのは、

関西地方の恒例?伝統?行事なのかな??

残念ながら今年はインカレ出場ならなかったけれど、関西大もやってた記憶がある!

 

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太陽が出ていたこともあり、そこまで寒いという感じはなかったけれど

立ち上がりはお互い固かった印象のある両校。

風はあったから、ピッチ上は寒かったのかな。

 

鹿屋はなんだか浮き足立っていて、特に守備がバタバタした感じで。

対する関学大は、関西リーグ得点王の13呉屋くんと8浅香くんが前線に

常に抜け出していて、そこにボールを入れるシンプルな攻撃。

 

それでも最初に自分たちの時間を作ったのは鹿屋。

右SBの13福森くんが積極的に上がって仕掛けて、12分福森くんのクロスがPA内で

関学大DFの腕に当たりハンド判定、PK。

 

が。

キッカー9米良くんが放ったシュートはポストを叩く。

 

 

その後も米良くん、GKとの一対一を外してしまったりしてちょっと嫌~な感じが……。

 

関学大は呉屋くんと浅香くんのプレスがとにかくすごくて怖かった。

とにかくボールを追う、追う、追う。

鹿屋の最終ラインとGKは相当プレッシャーだったはず。

 

なのに、31分、そんな関学大の浅香くんが交代。

MF17小林くんがin。

 

 

直前に倒れているシーンがあったからアクシデントかな? と思ったけれど

普通に歩いていたし、かといってプレーが悪かったわけでもないし……と

ふしぎに思っていたけれど、後から監督コメント読んだら作戦だったようですね。

この段階での判断、素晴らしかったです。

 

ただ、その後もなんとなく鹿屋ペース。

中盤の11坂本くん、18(中原)優生くん、10(松田)天馬くんがボールを回せるようになってきて、

でも関学大がそこを意識するとPKのチャンスを作った福森くんがサイドから仕掛ける。

たぶん、後半30分以降はアディショナルのCK以外は関学大、シュートらしいシュートは

なかったと思います。←このラストプレーが素晴らしいどんぴしゃCKで惜しかったんだけど。

 

 

後半も、最初にチャンスを掴んだのは鹿屋。

実はトイレが混んでいて、スタンドに戻ってきたときはすでにキックオフしていて(^_^;)

 

席に座ってピッチを見たら、ちょうど関学大の3井筒くんにイエローが出たところでした。

たぶん後半4分くらい。

どんなファールかは分からなかったけれど、PA内でのファール。

 

つまり、鹿屋のPK。

 

キッカーは優生くん。

45分だけ見たトーナメント戦のときに、優生くんのPKを見ていたので

そのときのいいイメージを勝手に思い出していたんだけど……。

今度は枠に飛んだものの、GK村下くんのナイスセーブ!

 

 

恐らく、このときに勝負は決まっていたのかも。

 

直後の8分、関学大の右CK。

さっきイエローを貰ってしまった井筒くんのキックは汚名返上とばかりにぴったりゴール前へ。

鹿屋GK吉満くんが一度は弾いたものの、前半交代で入った17小林くんが

こぼれ球に反応し、ゴールに押し込んで関学大、先制。

 

 

 

そこから関学大のスイッチが入ったように感じました。

 

もちろん、鹿屋もチャンスを作る。

トーナメントで見たときにとっても印象に残っていた左SBの7下坂くん。

彼がゴリゴリ上がるようになってきて、そこから天馬くん、優生くんが裏への抜け出しを

狙ったり、彼ららしいテクニックを見せてくれるんだけど、ただあとひとつのパスが通らない。

まぁ、そこは関学大の最終ラインが落ち着いてガッチリしっかり対応していた、

っていうのも大きかったんですけれどもね。

先制がもたらす心の余裕ってすごいなって思ったし、

逆に先制されてもたらされる心の焦りって怖いなって思っていました。

 

そんな、鹿屋に焦りと余裕のなさが見え始めた23分。

 

CB5寺田くんの甘いバックパスを見逃さなかった呉屋くんが、するするっと走り抜け

そのボールをかっさらう。

GK吉満くんもちょっと前に出過ぎていたから、あとはもう決めるだけ。

関学大のエースはまるでシュート練習かのような余裕で

空いた鹿屋ゴールにボールを突き刺し、2-0。

 

 

 

28分、鹿屋11坂本くんout、DF32原くんin。

 

それでもなかなか守備が落ち着かず、

DFの見切り(タッチラインやゴールラインを割るか割らないかギリギリなところの……)が

とにかく気になりました。

 

特に寺田くんは完全に気持ち切り替えられてないようで、ボールに足が付いていなくて。

 

結局、関学大は最後まで勢いを持ったまま、

鹿屋は最後まで落ち着くことが出来ないまま、2-0で試合終了。

 

 

 

 

 

 

ちょうどわたしの座っていたところからロッカールームへの出入り口が見えたのだけど、

挨拶後、ベンチの周りで座り込む鹿屋の選手たちから離れて

寺田くん、出入り口のところで泣いてました。

もちろん彼ひとりのせいではないけれど、それでも自分を責めていたんだろうな……。

 

でも彼はまだ3年生。来年、ここから成長した姿、見られますように。

大丈夫、鹿屋のCBは歴代頑張り屋な選手たちばっかりだから、きっと成長できるはず!

 

 

サガン鳥栖に内定している8福田晃斗くん。

頭を下げる選手たちひとりひとりに声掛けてました。

鳥栖には坂井先輩もいるし、プロの世界での飛躍、楽しみにしています。

 

 

 

14小谷くんも4年生。

坂本くんとのバランスの取れた両サイド、下坂くんとの縦の関係、

どっちがどんな上がりを見せるのか見ててワクワクしました。

 

 

一年生ながら10番を背負い、小柄だけど軽やかなドリブルやトリッキーな足元の技術が

これからどう進化していくのか、見ていきたい天馬くん。

 

 

 

 

 

 

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↑では書けなかったけど、関学大は前半での交代がやっぱり大きかったです。

ノートを見返すと、「17怖い」「17いいわー」しか書いてない(笑)

 

関学大のシステムは呉屋くんの1トップだったけれど、

スタメンの浅香くんは積極的にボールを追って前へ前へ来るタイプ。

交代で入った小林くんは、浅香くんに比べると少し低めの位置にいて、

呉屋くんが1トップとして自由に動けるようなサポート役だった印象。

それでもチャンスがあればもちろん自ら仕掛けたり前へ飛び出したりもするし、

この3年生コンビ、この後の試合もだし来年も楽しみです。

 

第二試合の明治大vs仙台大は記憶が薄れないうちに

書けたらいいなとは思うけど、どうなることやら(^^;)

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