ファールとシミュレーションの間

横浜FMの山瀬、浦和のエスクデロへのレフェリー、監督らの対応に、ファールとシミュレーションに関する意見が各所で見受けられた。いわく「サッカーというゲームの一部」、「上手ならいいじゃん」。


 


俺も一言。


 


スタジアムではアスリート同士の真剣勝負を見たい。真剣勝負ゆえの激突、流血にもかかわらずファイトする選手を見たい。痛みにのたうち回ってプレーを中断させたとたん、元気に走り出す選手はやはりおかしい。シミュレーションは、目先の利益のため自分の職場であるJリーグを破壊していることを自覚してほしい。


 


プロ野球にも芝居上手でデッドボールをアピールする選手はいたが、彼らはピエロであり中心選手ではなかった。チームの中心選手とは阪神の金本選手や巨人の小笠原選手のようにどんな痛みにも平然と耐えて同僚やファンに勇気を与え、逆に相手チームに圧力をかけられることができる選手のことではないのか。


 


選手が倒れたらレフェリーが自分の判断でプレーを止めるべきだ。選手が勝手にボールを外に蹴り出すのは(敵味方によらず)遅延行為としてカードを出すべき。また倒れた選手はさっさと担架でピッチの外に運び出して3〜5分間は戻さなくていい。そうすればシミュレーションはチームを不利にするだけだと、選手、サポーターも分かるのではないか。


 


選手はシミュレーションはきっぱりとやめてほしい。サポーターは容認してほしくない。レフェリーは毅然と対応してほしい。

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