混迷の降格争い

前節は両チームとも快勝。とはいえ一敗もできない柏。先週の山形より寒いのに半裸の柏サポ。熱い。

試合開始からがんがん来るかと思ったが、予想に反し様子見で始まる。この時間帯に点が取れていれば、いや後ろで回しているだけで楽勝なのに。柏は奪ったボールをＦＷフランサがキープして時間を作る。徐々に柏ペースに移行。前半３５分、クリアに飛び出したＣＢ千代反田が空振り。大股ドリブルのフランサにＳＢ内田ついて行けず。あっという間にＧＫ北野と１対１。落ち着いて脇の下を抜かれる。

４３分、マルシオがヘッドで競りにいったところ（またしても）飛び込んできた千代反田と激突。負傷交代。一気に攻撃の芽が無くなる。

ＭＦ、ＤＦ４人ずつ２ラインで守る柏に手詰まりの新潟。左サイド松尾が何度もフリーで手を挙げるがボール出ず。ジウトンがいたら（負傷のため欠場）。終盤ヨンチョル、エヴェと投入、パワープレーに入るが最後まで守備を崩せず。タイムアップ。

いつもながら引かれると崩せない。マルシオがいないと点が取れない。負けているのに交代が遅い。マルシオの負傷は失点の後。柏が守りに入るのは解りきっていたはず。独力で打開できるヨンチョルやエヴェを先に入れるべきではなかったか。

前節ホーム、今節アウェイと理想的な試合運びの柏。でもまだ降格圏。サッカーって不思議。

ヨンチョルのシュートは無情にも枠を外れる。