シーズン回顧2006 その5

  • Riki
    2006年11月18日 20:10 visibility28


3.内野手編

(1)総括

中村の成長を期待し、フェルナンデスを放出した今季、開幕は一塁・カブレラ、二塁・石井義、三塁・中村、遊撃・中島の布陣で迎える。

ほどなく、二塁には片岡が定着し、三塁は中村の調子が一向に上がらないこともあり、日替わりに。

結局、カブレラ、中島、片岡がレギュラー、中村、平尾、石井義がサードスタメンやDHを務めた。

その他では、脇を固めた江藤、夏場以降リーファーのDH起用、怪我人が出たときの高木浩くらいなもの。

中島骨折、片岡離脱の際は、ニ遊間不足(特に遊撃)の感が否めなかった。

 

(2)レギュラー寸評

カブレラ

本塁打は1本差の2位、打点はトップタイ、打率も2位と数字だけ見ると素晴らしいけど…。

迫力不足というか、肝心なところで打ってくれなかったとか…。

特に7月は月間打率.195のHRなしとどん底。

球宴で藤川に笑いものにされる始末だったが、あの調子では当たり前。

6月は4割目前までいったんだけど…。

加齢で腰の回復が遅くなっているのか?

 

中島

守備はともかく、打撃は良かった。

それだけに山村は許せないわけだが…。

開幕から出塁を重ね、病み上がりで調子の上がらない和田や寒くて調子の上がらないカブレラの分をカバー。

しばらくして、調子を落とし3割を切るも、カブレラ、和田がどん底の7月に復調。

1人で打線を引っ張っていた。

そんな状況での死球骨折。

あれがなければ、20本20盗塁、ベストナインは確実だったのに…。

 

片岡

開幕直後、地元・千葉で3安打3盗塁と爆発。そのままレギュラー定着。

3割を切ったところで打率は推移も、30盗塁が見えたところで離脱。

やはり、遊撃守備は負担が大きいようだ。

とにかく、松井、大友以来の30盗塁を来季こそ。

 

中村

開幕から調子が上がらず、一時は抹消されることも。

打率こそ昨年を上回ったものの、打席数は増えたのにHRは一桁。

チャンスで凡退を繰り返し、殊に二死のチャンスで打てた記憶は全くない。

守備もゴトタケよりはずっとましというだけで、上手いという水準には程遠い。

とはいえ、カブレラ退団後の一塁手として育ってくれないことには困る。

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