シーズン回顧2006 その7

  • Riki
    2006年11月20日 23:14 visibility58

4.外野手編

(1)総括

開幕前、不動の左翼・和田のほかは、04,05と規定打席到達の赤田、打撃重視の栗山、復活にかけるサトトモなどが争いと思われていた。

しかし、ネット上には、サトトモ>赤田論や、大島期待など無謀な書き込みが溢れている有様。

実際ふたを開けると、GG大爆発、福地一番定着、高山一軍定着と正直予想外。

結局は、和田、赤田、福地(大左投手時:サトトモ)というパターンが多かったように思う。

守備力に関しての問題も多く、肩はGGのみ、守備範囲は赤田のみ合格点。

HRを期待できないというのもね。年に10本でいいから打てる選手を。

 

(2)個別選手寸評

和田

開幕前の尿管結石により、完全に出遅れ。

シーズン序盤は打率は上がらなかったものの、中島の出塁を元に課題の打点を稼ぐことに成功。

ただ、その打点の質が…。

結局外野手完全転向し規定打席を打つようになってから続けてきた3割も4年連続で止まったほか、HRもこの5年で最低の19本どまり。

 

赤田

04年、05年と規定を打ったにもかかわらず、開幕前のファン評価はレギュラーを疑問視するものも少なくなかった。

が、ふたを開けてみれば3年連続規定打席到達。

打順も出塁率の低い細川の後ろの9番に座ることが多く、当然に犠打の機会も減り、打率は3割に手が届くところまで来た。

なお、今季は右打席がひどく、.213と左の.322との差が極めて大きなものになった。

守備面では、肩の弱さが…。

 

福地

開幕前に広島から移籍。一応登録は内野手。

5月に昇格すると、固め打ちを重ね、一軍定着どころか、一番・右翼に定着。

右打席の打率が2割前後で推移したこともあり、左投手時は先発から外れることも。

また、守備面でもピンチで交代ということも見られた。

盗塁に関しては、足は速いが失敗も多いというタイプ。それでもリーグ3位の盗塁数を記録。

 

栗山

開幕戦で先発するも、調子はどん底。

結局調子が上がらないまま、抹消、福地の台頭などで出場機会が激減。

夏前から調子を上げ、2割前後で推移してきた打率を2割6分まで持ってきて、復調を印象付け、骨折しつつもHRを放つも、それで終了(8月初旬)。

といいつつも、10月のプレーオフで復帰済み。

 

サトトモ

昨年春に仙台で骨折してから、04年当時のパフォーマンスに程遠い。

対左投手の際に 1番右翼で先発することも多く、不敗神話などとも言われていたが、単に西武の打線が右打者が多く、左投手に強かっただけのこと。

守備面も落下点が微妙にずれてたり、クッションボールを間違えたり…上手いというには無理があります。

足も内野安打を量産していたルーキー時代の面影はなく…。

でも、一時は抹消されたものの、成績の割りに重用されてますね。

 

高山

交流戦期間中に昇格し、そのまま一軍定着。

外野での先発こそ少なかったものの、代打やDHで結果を残す。

とはいえ、不思議と観にいった試合では打たなかった。

 

GG佐藤

開幕から1ヶ月弱の大爆発。あれだけでも年俸分の働き。

守備面では隠れた強肩も披露。

もっとも、外野手としての経験の浅さから打球判断はまだまだ。

実はそこそこ足も速く、9月には好機での代走起用も。

 

貝塚

隔年の選手だが、04年の好調後、05年も地味に成績を残したので、その影響かと。

 

大島

交流戦期間に昇格した際は、その1週間前.240だった下での打率が.226に悪化。

どうしてあげたのか甚だ疑問だったが、案の定7タコで抹消。

あまりの打てなさにカブレラを休ませるために1塁に入ったり…。

9月下旬に再昇格し、2安打。今季は9試合で2安打.133。

03年をピークに年々成績が落ち、今季はたった2安打。流石にまずいのでは

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