素振りをするクセをつける

別に回数を決めていないし、時間も短いし、何かテーマを決めているわけでもない。それでもふと、バットを振りたくなる時がある。考え事をしながらひたすらバットを振る。マスコットを振るから腕や足にいい感じの疲労が残る。これが何とも言えないぐらいに心地がいい。
素振りというのは、自分の中の理想に一番近いカタチで振れる。その感覚を体に植え付けるのにはもってこいなのだ。スイングというのは、素振り、ティー、フリー、ゲームの順で理想から離れていくように思うんだよね。
試合で振るのなんて5回や6回がいいとこ。それなのに素振りの数百回よりも疲労感は残るんだから不思議なもんだ。その数回のための地道な準備。打ちたいという欲求。打てるという自信を失いたくないという恐怖。そんないろんな思いが、振らせるんだな。

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