☆菊池&千葉バッテリー徹底解剖?☆

  • 鷹乃廉
    2009年08月12日 22:29 visibility87

本日NHK放送により、花巻東対長崎日大の試合をテレビ観戦しスコアをつけてみたので、スコアをもとに配球のクセなどを研究してみたいと思います。

途中、ニュース等の影響で所々見ていないプレイが存在し、正確なスコアではありません。投球数等に関しては私がTVで確認したものだけを参考にし記述しております。(公式記録とは異なります)
又、直球か変化球かは、主に発表された球速を参考に私の主観で判断しています。予めご理解頂いた上でご覧下さい。


★花巻東バッテリーの配球傾向★
総投球数:114球
ストレート:91球 【80%】
変化球  :23球 【20%】

・序盤の傾向(1回〜3回)
投球数  :37球
ストレート:30球 【81%】
変化球  :7球  【19%】

・中盤の傾向(4回〜6回)
投球数  :28球
ストレート:24球 【86%】
変化球  :4球  【14%】

・終盤の傾向(7回〜9回)
投球数  :49球
ストレート:37球 【75%】
変化球  :12球 【25%】

☆8回と9回のみ
総投球数:34球
ストレート: 22球【65%】
変化球  :12球 【35%】

数字からお解りの通り、投球の80%がストレート。序盤・中盤は特にその傾向が特に強い。但し最終回に限っては43%が変化球であることに注目したい。


・初球の入り方
打者38人に対し
ストレート:31球 【82%】
変化球  :7球  【18%】

初級の入り方に関しては特別な傾向は見られない。試合を通じてストレートと変化球の割合は変わらず。


・カウント、0−3・1−3・2−3からの投球(ボール3つの状態)
打者5人(総投球数7球)に対し
ストレート:7球 【100%】
変化球 :0球  【0%】

途中ファウル等があっても直球を続けることから、苦しいカウントからはストレートに頼る傾向がある。


・走者を背負っての投球(セットポジション)
総投球数:33球
ストレート:28球【85%】
変化球 :5球  【15%】 (但し、8回に2球。9回最後の打者に3球)

1回〜7回にも走者を背負って20球投げたが全てストレート【100%】。変化球も5球の内、3球が最後の打者に対するものであるから、走者が出たときはストレートの傾向がさらに強まると考えられる。


・総合研究結果
菊池ー千葉の花巻東バッテリーの武器は直球。どのような状況でもストレートで攻めてくる。特に走者を背負った時とカウントが苦しい時はほぼ100%に近い確率でストレート。但し、8回変化球率【33%】、9回変化球率【43%】と終盤に変化球を増やす傾向がある。8回と9回に奪った三振3つは全て変化球によるもの。長崎日大の各打者が早いカウントから積極的に打っていたため、追い込んでからのデータは不足しているが、序中盤は追い込んでからもストレート。終盤は追い込んでから変化球を投げるようなリードに変わる。

おまけ
2ストライク後のファールの数について、長崎日大3回に対し花巻東は14回。花巻東にはホームランこそ無かったものの、カットやバントなど細かい技術を持った選手が多くいるように感じられる。

以上レポート終わり
Q,E,D

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