暖かかった仲間達に感謝

(UPが遅くなってしまいました。お盆前のお話です。(謎))
 8日に公式戦の第5戦目を行った。2週間前のこの大会に引き続き、またもや先発投手の機会を与えて頂いた。本当に自分で良いのかな?とやや戸惑うも、任された以上、感謝すると同時に、精一杯やることで、その機会を与えていただいた首脳陣(主将)やチームの選手の皆さんに恩返しするしかない。
 前回の課題として、「しっかり軸足に体重を乗せ、投げ急がず、思い切り腕を振る事」、「ショートバウンドを放らない事」を意識して試合に臨んだ。
 初回に先制して頂いた後の立ち上がり。特に気負う事も無かったが、その立ち上がりが相変わらず不安定で、先頭打者に四球を与えてしまう。続く2番打者にもカーブを待っていたかのようにレフト前にはじき返されてしまう。
 しかし、前回と違うのは、楽天岩隈投手の「故小林繁元コーチから、気持ちで投げる事の大切さを植えつけられていた」という言葉を思い出し、気持ちを入れて投げていた事だ。その打たれたカーブは、自分なりに切れていたボールだったので、それを打たれたのでは仕方が無い。特に落ち込む事もなく、3番打者を迎えた。が、しかしここでも痛烈なライナーをレフトへはじき返されてしまう。正直、「はやくも失点か。」と思ったが、打球が伸びすぎて浅いレフトライナーとなり、3塁にいた走者もタッチアップが出来ない。ひとまず失点を防いだのも気持ちを込めて投球したからか?(謎
 これでやや安心して、気が小さくなったのか、次の打者に死球を与え、次の5番打者に先制タイムリー、そして、6番打者に満塁アーチをかけられ、あっという間に5失点。これで2試合連続の被本塁打。
 ただ、ここまで、しっかりと腕を振り、置きに行く投球をしていなかったので、自分なりには納得している。完全に相手の力が上だったという事。その後も決して落ち込む事もなく、気持ちを入れて投げ続ける事が出来た。その後、4・5回と一点づつ失点し、結局5イニング7失点の内容。しかし、前途した通り、しっかりと腕を振り、置きに行かなかった事や、ワイルドピッチが少なかった事、カーブも徐々に決まりだした事から、結果はともかく今回のピッチングが今年一番の出来。
 結局試合には負けてしまった(1-7)ので、個人的にもチーム全体にもまだまだ反省点はあるが、そんな中で個人的に印象に残ったシーンを二つ程紹介したい。
一つ目は、捕手との意気がピタリとあったシーン。何回かは記憶に無いのだが、ある相手打者のカウントがワンスリーなった時、うちの捕手が、この日も序盤にあまり決まって入なかったカーブを要求してきた。後で確認したところ、その意図は「ここで四球を出しても次で押えれば良い」という事だったが、それま私も全くの同感で、決して後付ではなく、マウンド上でそのサインを見た瞬間、その考えが頭をよぎったのだ。
 結局そのカーブが決まり、フルカウントにしてからその打者を討ち取ったのだ。バッテリーの意気が合うときは、上手く行ってしまうものなのか?我がチームの捕手のそのすごいリードには頭が下がる思いだった。
二つ目は、4、5イニング目くらいだったか?疲労から球威が落ちてきた所すかさず、捕手がタイムを取り、マウンドに来たところ、他の内野手もマウンドに来てくれた。特に励まされた訳ではなく(少しは励まされたかな?)、主にピッチングや野手に対する打ち合わせだったと思うが、それだけでも私自身には励みになったことは確かだ。マウンド上での仲間の声があれだけ暖かく感じたのは初めてだった。もちろん、試合に出ていなくてもベンチからずっと励まし続けて頂いた方や3人の外野手の声も忘れてはならない。
本当に感謝です。この場を借りてお礼を言います。ありがとうございました。
 その他、二つ程アドバイスを頂いたので、それを最後に紹介したい。
・(一塁手から)牽制球は積極的に入れた方が良い。
・(捕手から)試合になるとタメを作る事に意識が行き過ぎて腕が硬くなるので、腕を柔らかくして投げた方が良い。

 次回、登板の機会を与えて頂いたら、そのことを意識して投球したい。

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