投球のカギ握る変化球。

 26日にサーティーフォー相模原球場にて、リーグ戦を行なった。ご存知の通り、この球場は、高校野球の公式戦で使用されており、また時折、プロ野球のペナントレースでも使用される程の立派な球場だ。


  この日は、先発投手をさせて頂いた訳であるが、やはり相模原球場のマウンドは投げやすかった。荒れているマウンドは好まない私であるが、ここのマウンドは多少荒れていても気にならず、疲労感もあまり残らない。


 この日も、試合前のキャッチボールの時から調子が良く、万全な体制で試合に臨んだ。ただし、私の投手としての生命線はあくまでも変化球のコントロール。ストレートは球威がないのだから「変化球をいかに有効に使うか」が大事だという事は充分承知しているのであるが、果たして試合の行方は。。。


  1回表の相手チームさんの攻撃で、無死1、2塁からいきなり3塁打を、打たれてしまい早くも1点を先制されてしまった(1塁ランナーは見事な中継プレーによりホームで阻止)。


 その後、1死3塁となり、4番打者を迎えたわけであるが、ショートバウンドのカーブを放ってしまい、ワイルドピッチにより、2点目をタダで献上してしまった。本当にこれは余分な1点であり、このようなミスは無くしたい所。バッテリーを組んだ捕手は、パスボールと仰って頂いているようであるが、あれは明らかに私のワイルドピッチである。


 その後、毎度ながら、捕手のリードや、見方の守備に助けられて、後続を断ち、4イニングを投げさせて頂き、失点は初回の2点のみ。ただ、3イニング目から、腕が全く振れなくなり、極端に球威が落ちてしまった。3、4回に点を取られなかったのが不思議なくらいである。


 やはり、悪い投球フォームをしているから、長持ちしないのか?原因ははっきりしない。


ストレートで暴投を放らなかった事は救いだが、カーブが最後までコントロール・キレ共にダメだった。


 現時点での私の投球のポイントは、「いかにカーブでストライクが取れるか」だ。それによりストレートを見せ球に使うことが出来、かつ結果を気にせず思い切って投げることが出来る等、技術的、精神的共にストレートも生きてくるからだ。そして何よりも投球の幅が広がるのだ。


 捕手の方も打者によりコースを散らすなど、考えてサインを出して下さり、非常に投げやすかったので、それを考えると、いかにももったえない投球内容だった。


  結局この試合は、打線に大量点を取って頂いて(感謝、感謝)、私をリリーフして頂いた、非軟投派投手も後続を抑え、8-3(6イニング時間切れ)で勝たせて頂いた。


 私自身、実に1年半年ぶり位か(或いはもっと長期間)、念願の勝利投手に。投球内容だけ見れば、65点の出来だが、勝利投手にして頂いたということで総合して70点の出来。


 試合の内容も。総合的に見て、攻撃は当然素晴らしかったが、前途した中継プレーでランナーを刺したことや、外野手もしっかりカバーすべき時にカバーをしたプレーもあり、ナイスゲームだった。


 欲を言えば、私がもう少ししっかりと変化球を決めることにより、試合テンポを速くして、リリーフ投手にあと一イニング投球させてやりたかった(本当に申し訳ございません)。

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