一途。
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ヒート
2008年12月09日 19:39 visibility39
ホンダの長野選手がロッテのドラフト指名を正式に断ったことに賛否両論みたいだけど、僕個人の思いとしては「なんで?何が悪いの?」という気がします。
2度も他球団の指名を断ってまでも、「ジャイアンツの一員になりたい!子供の頃からの夢を実現させたい!」という意志、姿勢を誰も非難することはできないのじゃないかな?
ネットの一部では心ない連中が汚い言葉で罵倒したりしてるみたいだけど、彼だって断れば一年プロ入りが遅くなって状況が変わってしまうかもしれないリスクは承知の上だと思う。それをモチベーションにして努力、進化することを自分に課しているんじゃないかな?当然、ジャイアンツっていう球団は心変わりも激しく、「裏切られた」という選手も過去に沢山いたことも知っているだろう。来年指名される保証なんてどこにもない。それでも、ジャイアンツが「ぜひ欲しい」と手をあげてくれる選手になるよう、もう一年頑張ってみると決めたんじゃないだろうか?どこでもいいから早く入団して長くやれば記録的にも後に名を残すことができる、とか考える(もちろん、そういった志も『有り』だけど)よりは、僕は純粋な気がする。第一、ジャイアンツの外野陣の層の厚さは半端じゃない。由伸やラミレス、谷たちが衰えていくこの先だって鈴木、亀井などが控えているし、どんどん補強もするだろう。あの清水が、出場機会が激減した為に移籍を申し出たほどなのだから。
そんな中に入って行きたいというのはバカなことだろうか?
たった一度の人生、そしてプロ野球のドラフト指名という栄誉に浮かれることなく、意志を貫くことが悪いことだとは思えないんだよな〜。しかもプロ野球選手の現役生活は長くて40歳前後まで。それまでの間、好きな球団に入りたいと願うことが僕には当たり前のように思えてならない。もちろん特殊な世界だから一般社会と混同して考えることはできない。職業選択の自由ということを声高に言う著名人もいるけど、それはちょっと違う気がする。“プロ野球選手”という職業は選択できてるし(笑)。
チームの戦力に大きな差が生まれると特定のチームだけが強くなって面白くなくなるのは目に見えてる。なのに某球団の会長は「企業スポーツだ、自由競争だ、たくさん金をつぎ込んで企業努力するチームが強くなって何が悪い」、なんて言っちゃうもんだから恥ずかしくてしょうがない。自分とこのことしか考えてないもんな・・・(-"-;
やはり、もうそろそろ日本も完全ウェーバー方式に移行する時じゃないのかな?決まった順番に対しては文句の言いようが無いし、抜け駆けみたいな契約もできない。水面下でうごめく駆け引きみたいなことができないようにしてほしいな。
指名がダブった時に、人の人生に関わることを“クジ”で決めるっていうあのシーンが、どうも見ていて違和感があるんですよね〜・・・。
長野くん、僕は応援してるよ。
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