侍JAPAN

  • ヒート
    2008年12月11日 12:57 visibility72

 侍JAPAN・・・『侍』は好きだし、日本の“モノノフ”の名称としてとってもいいと思うけど、なんでもかんでも○○JAPANとつける風潮はどうかと・・・。長嶋JAPAN、王JAPAN、星野JAPAN・・・王さんが嫌がってましたね。

「監督のチームじゃないんだから、もうそういうのはやめたほうがいい。オールジャパンでいいのではないか?」

と。ごもっとも。

 他の競技でもなでしこJAPAN、さくらJAPANとかたくさんあるけど、猫も杓子も(猫JAPANとか杓子JAPANはないけど)ジャパンってつけりゃいいのかって感じ。。。どうも日本人ってひとつ流行ると、その方向ばかりに流れすぎる傾向がありますね。

損保ジャパン・・・違う(笑)損保じゃぱんだの時の上戸彩は可愛いと思うが。

着ぐるみフェチかいっ!

 話を戻して。

オールジャパン、または日本代表のこと(通称)を『サムライ』と呼べばいいような気がする。サッカーのイタリア代表が『アズーリ』ブラジル代表が『カナリア』とか『セレソン』と呼ばれるように。ジーコジャパンが『サムライ・ブルー』と名付けられたのにはちょっと「?」でした。なんだか戦意を失った憂鬱な侍みたいで。

日本人ってネーミングのセンス、悪いですよね。アメリカ=MLBなんかでも、選手に対してすごく上手い呼び名を付けたりしていますね。イチローが守るセーフィコフィールドのライトを『エリア51』と呼んだり、イチローの『レーザービーム』なんてのもかっこいいですね。

野茂の『トルネード』と松井の『ゴジラ』がそのまま使われたのは嬉しいかったですね。彼らの容姿やプレーが向こうでも呼称にピッタリはまったのでしょうね♪松井がヤンキースに移籍し、ヤンキースタジアムにゴジラの鳴き声が轟いた時は鳥肌が立ちました。来年は新しいヤンキースタジアムにあのゴジラの咆哮を何度も響かせてほしいものです。

 また話を戻して〜、

『侍』とくれば、われらが小笠原です♪松中もなかなかの猛者ぶり。もちろんイチローにしても、それまでのクールでスマートなプレイから、WBC以降は日本をすごく意識した発言や姿勢を見せてくれるようになりましたね。北京五輪のメンバーには彼らのような軸がなかったような気がしました。拠り所がなくてオロオロしている感じが画面を見ていて感じられました。単なるキャプテンシーというだけではなく、プレイで引っ張れる選手が何人かいると違いますね。これは僕らがやっている草野球でも同じですよね。

コンディションが万全ならこの三人が攻撃陣の中心になるのは間違いないでしょう。しかし、この三人同じ1973年生まれなんですね〜。ひとりひとりがBIGだし、個性が強いから安易に『○○世代』なんて言えませんね。そうそう、あの『○○世代』っていうのも、一人のビッグネームを中心に他の有力選手たちをまとめて呼んじゃいますが、あれも“その他大勢”にされた人たちにしてみたら失礼な話ですね。

 実績からすれば、三人の侍を中心に城島、福留、青木、井口あたりが脇を固めるんでしょうか?サードとショートが流動的な気がしますがタレントは揃っていると思いますから、その中からコンディションを見極めてラインアップしてほしいと思います。そこは原監督以下、コーチたちの手腕にかかってくると思います。

 いずれにしても、第1回よりはずっと、各国のマークが厳しくなると思いますが、イチローも言っているように世界一を守りにいくのではなく、もう一度奪いに行く、という気持ちが必要だと思います。そして、勝負は紙一重!万が一、負けることがあっても、侍らしく正々堂々と全力で、熱い戦いぶりをしてほしいと思います。それが北京五輪のような後味の悪い不協和音を生み出さない何よりの重要なファクターだと思うのです。

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