ソフトバンク×巨人(2回戦／ソフトバンク2勝＝福岡Yahoo!JAPANドーム)

162km/hはすさまじかった。

バーンサイドが8安打を浴びながらも5回3失点とまずまずの内容。
直球が甘いところにくることが多く、そこを逆方向にうまくもっていかれていましたね。
加えて、機動力に振り回されると脆い弱点も露呈し、今後にやや不安を残す格好に。
6回以降は、救援陣がピンチを招きながらも零封リレーを続けていましたが、
最終回に、2回をまたぐ形になった山口が根負けし、昨日の雪辱を果たすことができず。
しかし、西村と山口だけ長い回を投げさせる原監督の起用法が本当に疑問です。
反面、豊田やクルーンは1回限定がほとんどで、どうも待遇に差があるような気がしてなりません。
さらには、隠善ら若手の失策、阿部の悪送球などもあり、大事な場面でのミスも続出。
相手は再三の好守と正反対だっただけに、守備でも攻める姿勢を忘れないでほしいですね。
打線は、11安打を放ちながらも、9残塁の拙攻でわずか4点どまり。
荒れ球の新垣だったにも関わらず、悪い時の雑な打撃で四球を選べず、
結果、三振のオンパレードで助けてしまったのが痛かったですね。
今日も満塁機で無得点など、連日のように塁上を賑しながら活かし切れない悪循環には溜息がでます。
唯一、収穫があったのは、3安打1四球と全出塁を決めた坂本でしょうか。
8番に戻り、2番の重圧から解放されたせいか、リラックスして打席に入れていましたね。
どちらかというと、小細工を得意とするタイプではないので、
技術が身につくまでは、縛られない打順が適正だと思います。

打撃戦なのか投手戦なのかよくわからず。

※選手名は敬称略