巨人×西武(最終戦／西武3勝1敗＝東京ドーム)

名前だけなら獅子より強そうだが。

グライシンガーが、2発の3弾を含む11安打を浴び、
序盤で大量の7失点と、前回の西武戦の雪辱を果たせず。
直球に力がなく、生命線のチェンジアップを難なく運ばれていた感じです。
加藤との息も合っておらず、思い通りに投げられなかったのもリズムを崩した一因でしょうね。
主軸の3人を警戒しすぎで、慎重になって間を置きすぎてしまうのも仇になっていましたね。
ここ数試合の調子から判断するに、交代のタイミングを誤ったかなというのが本音です。
さすがに、プライドを尊重して引っ張るのも、そろそろ限界に近づいている気がします。
その中で、ロングリリーフとなった東野の好投は光るものがありました。
まだ先発で起用するには、スタミナ不足が課題だと思いますが、
しばらくは中継ぎで、対右用に間に挟む使い方ができそうですね。
打線も、初回こそ攻め立てたものの、中盤以降は失速し、散発7安打と沈黙。
鋭い当たりが野手の正面を突いてしまうなどツキにも見放される始末。
唯一の収穫は加治前の一発でしょうか。内角を捌けるようになると、
得点圏で大いに実力を発揮しそうで、今後どう化けるか非常に楽しみな存在です。
ただ惜しいのが消極的な守備面。打球の待ち方、追い方が弱腰なところに経験の浅さが顕著に。
レギュラー入りを果たすには、まずこちらを改善することが最優先でしょうね。

高橋由が戻ったところで、阿部と小笠原が離脱しそうで怖い。

※選手名は敬称略