西武×巨人(初戦/西武1勝=西武ドーム)

  • 武蔵
    2008年05月23日 22:00 visibility37

黄金時代を見ているようだ。

最後の砦、グライシンガーまでもが、
序盤に3発を浴びるなど、5回7失点の大乱調で、
ついに先発ローテ全員が崩壊する非常事態に。
谷が飛球を見失うなどミスに足を引っ張られたことも一理ありますが、
全体的に直球、変化球とも高めで、放るまでの間も長く、
まったく自分のリズムで投げられていませんでしたね。
しかし、内海や高橋尚らは早々に見切りをつけたにも関わらず、
今日に限っては、あれだけの大量失点でも引っ張ったのには疑問です。
救援陣を休ませるためというよりも、プライドを尊重した特別待遇的な意図が感じられてなりません。
打線も、先日のロッテ戦で打ち過ぎたせいか、散発4安打と沈黙。
初回こそ、亀井が四球を選び、すかさず坂本が犠打で得点圏に進め、
ラミレスがしっかり返す、現時点の理想の攻撃の形ができましたが、
2回以降は、岸の緩球を活かした投球にかわされ、2塁すら踏むことができず。
下位が1安打に終わってしまったことが、流れを呼び込めない一つの要因だったと思います。
ゴンザレスが、脇腹の打撲で離脱したことが、少なからず影響しているようで心配です。
逆に西武は、3者凡退が1度もなく、常にたたみかける姿勢で臨んでいましたね。
打席での自然体、早いカウントから狙い打つ積極性、打球の勢いなど、
随所において、相手の良さだけが際立った試合展開になってしまいました。
これも監督、コーチが、選手の潜在能力を引き出す環境をつくりあげている成果でしょう。
巨人とまったく対照的で、敵ながら天晴れという他、言葉が見つかりません。

完膚なきまでに叩きのめされたことが逆に刺激となることを祈ろう。



 

※選手名は敬称略

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