2013年1月

  • 東研作
    2013年02月28日 18:10 visibility34

今年も無事に迎えることができた。休暇日数が少なく賞与のない会社だとはいえ、新年から仕事があるのはとてもありがたいことだ。なぜこんなことを思うかといえば、箸にも棒にもかかっていなかった営業担当者がついに首を切られたのである。のらりくらりとノルマをかわし続け、厳しい説諭も柳に風と受け流していた者の末路など、今のご時世こんなものである。今頃はハローワーク通いと求人サイトを行ったり来たりであろう。面接でハッタリをかまそうにも、年齢的にそこまで進まないのは本人も承知しているのではないかと思う。というのも、彼が我が社に入った時の経緯というのがいきなり履歴書を持ってきて「興味があったら面接お願いしま~す」というものだったそうだ。そこで興味さえ惹ければなんとかなるという発想だったようで、うちの経営者は結果としてはまんまと騙されたわけである。皆さんやめとけって言ってたそうなんですけど、「面白そうじゃん?」と言って採用したと聞くと、私の採用も経歴を見て「面白そうじゃん?」となったことが想像に難くない。誰でもそうだが、会社に入ってしまえば皆それなりに頑張ろうとするし結果を求めるので、それはそれで何となく続いてしまうのかもしれない。

なかなか新しいことが起こる予感も生まれずに終わった一ヶ月だった。顧問の老人が一ヶ月は早いなあと言っていたが、ヤフーの動画ニュースを延々と見て5時に帰って一ヶ月が早いということは、何一つ新しい発見がない日々を過ごしているからだろう。こちらも何もしていないわけではないが、同じようなことの繰り返しという点では似たり寄ったりかもしれない。仕事に刺激は不要だが、退社後の楽しみみたいなものはあったほうが嬉しい。

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