イチロー(3)

  • J
    2007年06月12日 01:33 visibility32

昨年秋以降、何試合か経験してみて感じたことですが、草野球で、最も重要で、最も差が出るのが、守備だと思います。

野球経験者の守備は安心して見ていられます。ショートやサードからスナップを利かせたスローイングを見せられると、「敵ながらアッパレ・・。」と見惚れてしまいます。

僕は今、所属チームで主にレフトを守っていますが、強打者揃いのチームが相手だと1回の守備で1回は打球が飛んできます。ゴロや前進しての浅いフライはこなせるのですが、どうも感覚が身に付かないのが、下がりながら捕球するプレーです。
ランニングキャッチは、補殺と並ぶ外野手の見せ場だとは分かっているのですが、どうしても打球が上がった瞬間にスタートが切れず、一度打球から目を離して(所謂、”見切り”というやつ)ダッシュすることができません。
ゆくゆくは、ショートの定位置を奪って、「1番(スウィッチヒッター)ショートJ」といきたいところですが、まずは外野手としてある程度の自信を得たいですね。

メジャーで言うと・・・。
ミネソタ・ツインズのトリー・ハンター選手(まさに”Hunter”という名前がピッタリ)のキャッチング能力、アトランタ・ブレーブスのアンドリュー・ジョーンズ選手の打球に対する反応・アプローチ、ロサンジェルス・エンジェルスのブラディミール・ゲレロ選手の人類とは思えない鉄砲肩などなど、憧れる選手のスタイルは挙げればキリが無い(ボストン・レッドソックスのマニー・ラミレス選手のノンビリしたレフトも嫌いではないですが)です。

以上の選手のプレーを考慮に入れても、外野守備の総合力で言うと、お世辞抜きに、シアトル・マリナーズの#51はメジャーで5本の指に入るでしょう。
何しろ、「速い(足が)・鋭い(勘が)・強い(肩が)・抜け目ない(観察力が)・間違いない!(コントロールと判断が)」…挙げれば本当にキリが無いです。
 そのシアトルの#51が何故「51」を付けているか。諸説ありますが、有力な理由の一つが、元ニューヨーク・ヤンキースのバーニー・ウィリアムス選手が#51だった、という説です。
*ウィリアムス選手は「速い・勘が良い・判断が良い」と、イチロー選手に重なるポテンシャルが多数ありました。晩年はあまり強くないとされていた肩の衰えが目立ち、DHでの出場が増えましたが、ヤンキース生え抜きの選手として多くのニューヨーク市民から愛された存在でしたね。

昨年の秋に、信じられない理由で右腕上腕骨を骨折して(*)から、思いきり腕を振れないもどかしさがありますが、いつの日か腕を元の状態に戻して、2塁ランナーをホームで、またはタッチアップした3塁ランナーを補殺にしたいものです。

そのためにはまずは、ランニングキャッチからですね。
来週、天気が良ければ、ガンガン、ノックを受けたいと思います、押忍!

(*)これを書いちゃうと、見る人が見れば、僕の正体がバレてしまうので、次回以降、こっそり書きます。

(つづく)

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