テニスの試合で緊張しない方法

試合になると緊張して実力が出せない。

どうしたら緊張しなくなるのでしょうか？

試合で緊張しなかったら練習通りのテニスが出来てもっと簡単に勝てると

思ってる人多いと思います。

緊張するのは不安があって要らぬ妄想して　失敗したらどうしようと考えて

失敗したら　負けたらどうしようと思う気持ちが緊張に繋がります。

ですから緊張しない方法って簡単ですよ。勝とうと思わなければいいんです。

負けてもいいや　勝てなくて当然　と思えば緊張なんてしませんからね。

緊張するから試合慣れしようと思って毎週末に試合の日程を入れて行くと

そのうち　慣れて試合の前に緊張しなくなります。

更に毎週試合なんてしてると　負けても全然悔しく思わなくなります。

その結果　試合で緊張しなくなりましたが勝てなくなりました。

そりゃ負けていいやって思ったら勝てる試合だって勝てなくなりますからね。

結論を言いますと試合で緊張しなくなったら　勝てなくなりますよ(^^;

第一に試合で練習と同じように打ってたら絶対に勝てません。

なぜかと言うと練習ではポイントやミスを意識して打ってませんから

実際に練習をビデオとかに撮って確認してみると驚くほど多くミスして

いる事が判ります。ただ　それは意識してないので記憶に残ってないだけです。

試合ではどんなにナイスショットを続けようと1回のミスでポイントを失います。

ですから練習と同じように打っていたらとても勝てませんよ。

緊張してない状態では集中力も上がりません。

試合で緊張しなくなると試合中に簡単にミスするようになります。

不安になって緊張すると人は防衛反応でアドレナリンの分泌を促します。

そのため身体能力があがり疲労もしにくくなります。

これが行われないと試合で爆発的なパワーを出す事も出来なくなります。

素晴らしい集中力で普段出来ないようなスーパーショットも打てませんよ。

試合で緊張して　不安になって思い切り打てなくなって　繋ぐしか出来なくなるのは

当たり前の事なんです。もちろん対戦相手だって条件は同じなんですよ。

1ポイントが大事な試合ですから慎重になるのは当たり前だし慎重に打てない人は

試合には勝てないんですよ。

上手い人やプロが試合で思い切り素晴らしいショットを打ってるように見えても

練習ではもっと凄いショット打てるんですよ。

試合ではセーブしてリスクを軽減して６０％から８０％ぐらいで打ってるんですよ。

それでも実際にはミスしてしまいますから　そういうものなんです。

試合で緊張しないようにではなくて　良い意味で緊張して集中していくように

していくべきなんですよ。

負ける事を恐れない人は強くはなく　負けるだけです。

強い人は負けることを恐れて絶対に勝とうと言う思いで試合に臨んでます。

大事なポイントは無謀な事せず大事に繋ぐのは当たり前なんですよ。

大事に繋ぐためのショットを絶対の自信を持って打てるように練習していくんです。

試合で練習のようにするはダメですし　練習で試合のように打っていても進歩しません。

練習は練習用のメニューで練習用に打ち　試合は試合用に打ってくださいね。

試合でしっかり打つために練習でバカ打ちするのも大事。

試合でしか打たないショットだけを練習していたらどんどんテニスが小さくなって

後退することがあっても進歩する事はないですよ。

過去の栄光にしがみついてる人が陥るパターンはこれですね。

試合で緊張しなければ　疲れていなければ　もっと良い試合が出来るのにって

でも緊張しない試合も疲れない試合もありません。

緊張しないようにではなく　緊張しながらでも出来る事を増やして行くしかありません。

試合の後半疲れて来るのも当たり前　疲れて来たら疲れてる時のテニスに切り替えます。 

こうなったら出来ないから　ならないようにと対処してると結局なってしまったら終わりです。

なったら　なったでその場でなんと凌げる自信がつけば余計な不安はなくなります。

不安も緊張も試合では絶対に必要な事なんですから逃げずに正面から受け止めましょう。

その上でどう対処するかを学習しましょうね。

それが試合のノウハウで試合経験と言われるものですからね。

緊張して実力が出せないのではなく　緊張してる時に出せる力が本当の実力なんです。

緊張しやすい人の方が機会が多いからそれだけ緊張に対する対策は立て易いんですよ。

まぁ　必要以上に緊張する事はないですけどね（＾＾；　気楽の楽しみましょうね。