
#102 原点回帰
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垣本右近2016年11月21日 03:03 visibility9
FCフエンテ東久留米の代表として
正式に来シーズンから2部リーグへと降格が決定しました。
そんな想いを・・
そしてここからは1選手としての個人的な想いを。
11月19日の関東社会人サッカー。
クリアソンが勝ってくれることを信じていました。
この日は家族が大阪に旅行に出かけていて、何もすることがなかった。
だからひっそりと見に行こうと車を保土ヶ谷サッカー場へ向かわせた。
すると先輩から連絡があり急遽フットサルの大会の助っ人に来いと。
結局フットサル大会へ。
試合の合間に携帯で速報を見た時には既に0-3でクリアソンがリードされていた。
そしてこの時に現実を受け止めました。
2005年にFCフエンテ東久留米は設立しました。
東久留米市サッカー協会の奈良理事長と松浦会長が東久留米市のサッカー文化の発展の為にはTOPチームの存在が必要なんだと2年間口説かれ続けました。笑
今こうやって日曜日の深夜にも関わらず色々なことがあったなぁ~
と振り返ってみてるわけです。
1年目は4部リーグからのスタート。
レベル的には決して高くなかった。
でも人数が揃わなかった。
今のチームなら最低でも11人以上は必ず来る。
それができなかった。
7人しかいなければ勝つことは厳しい。
でも8人で勝った試合もあった。
GKがいないことなんて何度もあった。
その都度FPがGKをやった。
人数が少なくて靭帯を切っている人がGKをやったこともあった。
ユニフォームを忘れた人もいた。
登録をし忘れていた人もいた。
東京都リーグなのに千葉の僻地にも行った。
河川敷の砂利交じりの中で試合もした。
色々ことがあったなぁ。
一番うれしかった時はこの時。
2部リーグで優勝し、1部へ昇格した試合後に撮った1枚。
信頼する仲間に声をかけ作ったチーム。
一緒に過ごす時間が長かったから、みんなが何を求めているかも分かり合えた。
本当にうれしかったな。
この写真渋いなぁ。
林がスタメンだ~笑
1度現役を引退してからもらった競技サッカーの継続のチャンス。
たくさんの人が繋いでくれた。
SVOLMEの社長の祐二や
元大宮や神戸などで活躍したさえちゃんや
ジュビロやFC東京で活躍した浄くんも。
1点に喜び。
同じマインドを持った仲間と戦ってきた。
勝つことの難しさや点を取ることの難しさを何度も思い知らされた。
苦しい試合もみんなで乗り越えてきた。
林のゴールで試合を逆転勝ちした試合もあった。
青と緑に秘められた10年分の想い。
昔を知らない、新しい仲間が集まった。
そんな仲間とチームになる為に必要な事は1つ。
長い時間一緒に過ごすこと。
目指すゴールは一緒。
その為に大げさだけど、人生をかけて戦う決意が必要。
たった1回の人生だから、もう2度とない今だから。
仕事と家庭と同じくらいフエンテの時間を優先すること。
トライ&エラー。
軌道修正を何度も何度も繰り返しながら戦ってきた。
それでも今期は最後の最後で修正することができなかった。
来期は2部が主戦場となる。
けれどやることは一緒。
目の前の相手に勝つこと、そして東久留米地域の皆さんへサッカーを通じての地域貢献。
落ちたらまた這い上がればいい。
今度はもっともっと大きくなって這い上がればいい。
そしてまたみんなで歓喜の瞬間を迎えよう。
その為には今年以上に厳しさを求めていかないといけない。
試合に出れ人はピッチ内で全力を出し切る。
試合に出れない人はチームの勝つ為に何ができるかを考え行動する。
選手・スタッフ・サポーターみんなが1つになって勝利を目指して戦いましょう。
チームの為に走る。
「俺の背中を見ろ!」
なんて澤穂希みたいにかっこいいこと言えないけど、適当にやっている若い奴のけつを引っ叩いてやる。うまくなくてもいい、失敗してもいい、チャレンジもせず、本気で戦えないやつはグラウンドに立つ資格はない。
全ては1年後に笑っていられるように。
今年以上に希望が持てるチームを今からみんなで作り上げていこう。
最後に・・
応援してくれたたくさんの皆様
悔しくて・ふがいなくて、今シーズンは本当に辛かった。
けどあの時間が僕らを成長させてくれると信じています。
結果は出なかったけど、今まで見たことが無い景色の中でサッカーを取り組むことができました。開幕7連敗。チーム1つになって首位三菱養和に勝利。
この経験を生かし、またたくさんの人に伝え、来シーズンは一緒に歓喜の輪を作れるようにがんばります。
これからも共に戦ってください。
そして一緒に大きな夢の続きを実現しましょう。
FCフエンテ東久留米
No19 垣本右近
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- 事務局に通報しました。
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