【悲報】巨人ガルシアの退団理由 成績不振が原因ではなかった模様
-
( ͡° ͜ʖ ͡°)
2016年08月20日 00:02 visibility20173
巨人の新外国人が突然の退団だ。球団は18日、ホセ・ガルシア外野手(23)
に対し、契約解除を通告。同日、ウエーバー公示の手続きを申請したと発表した。入団当初は球団内でも評価が高く、日本で才能が花開くことを期待されていた
“キューバの打点王”。わずか4か月でチームを去ることになった裏には、いったいどんな事情があったのか――。
キューバ国内リーグで打点王にも輝いたガルシアは、同国代表の未来を担う逸材との触れ込みで、今年4月に入団したばかりだった。異例のスピード退団となったことについて、中日戦前にナゴヤドームで取材に応じた堤GMは「編成上の理由。来年の戦力には入れない方向で考えたとき、彼に残り試合の打席や出場機会を割り振るのであれば、日本人の若い選手に出場機会を割り振ったほうがいい」と説明した。
入団した当初、ガルシアは川相三軍監督ら現場サイドの評価も上々で、6月に早々と一軍昇格を果たした。しかし、4試合に出場して7打数無安打と結果を残せず、二軍へ再降格。イースタン・リーグでは28試合に出場し、打率2割3分4厘、4本塁打、12打点だった。
堤GMは「やはり結果が出ない。総合的に見て、育成できるかを考えたとき、そこまでのポテンシャルはないのかな」と語ったが、将来性を買って獲得した若者に4か月で見切りをつけるのは苦渋の決断だったはず。数字以外にも何か問題があったのか。
ガルシアの周辺を探ると、慣れない日本での寮生活に苦しむ姿が浮かび上がってきた。
ファームの同僚選手の証言によれば、ガルシアは来日直後から周囲に“日本食への恐怖”をしきりに訴えていたという。ある日、寮スタッフが気を利かせ、外国人が好むすき焼きを用意したのだが、ガルシアは不審な目を鍋に向けながらゴボウを指さし
「これは食べ物なのか? 怖い、食べられない」と手を付けなかったそうだ。また、遠征先の宿舎で夕食に最上級の和牛レアステーキが振る舞われた時はナイフを入れた途端に絶叫。「これは生肉じゃないか! こんなに赤い肉を食べるなんてどうかしてるよ!」と驚いていたという。
周囲には「寮の食事が口に合わないんだ。俺はマメの煮込みと、キューバ風のグリルチキンが食べたいんだよ…」と
こぼし続け、最近はバナナばかりを口にしていたという。食事のストレスがホームシックへと発展し、次第にプレーにも影響。契約への不満も口にするようにな
り、球団も最後は動かざるを得なくなったようだ。前述のような事情を多くが理解していただけに、退団に驚きの声はさほど上がらなかったという
「常に前を向き、いずれ一軍で活躍する姿をお見せしたい」と、入団会見で“ジャパニーズ・ドリーム”の実現を誓っていたガルシアだったが…。素材は間違いなく一級品だっただけに、日本食への恐怖が退団へとつながってしまったのならば、残念というしかない。
■カルチャーギャップの時差
比較文化論的に言うとカルチャーギャップの時差ってこんな感じらしい。
・初日~2週間:違いが楽しくて仕方ない時期。海外旅行とか
・2週間~3ヶ月:違いが嫌で仕方ない時期。米と味噌汁くいてえって時期
・3ヶ月~ :それぞれの違いを理解してギャップを賢く克服する時期
恋愛にたとえて考えると思い当たる人も多いかも。
2週間から3ヶ月で別れちゃうってカップル多いのでは?(笑)
■ガルシアを襲った三重苦
仕事がうまくいかない。カルチャーギャップ。ホームシック。
三重苦のどれかが解決できれば、事態は好転したのかも知れないが。
結局のところガルシアはカルチャーギャップの2つ目の壁(2週間~3ヶ月の壁)を克服することができなかったようだ。
キューバ人にとって海外就労って、ほぼ亡命なわけで。外で成功した体験や苦労した体験が国内にフィードバックされないのでノウハウも蓄積できず。事前情報も無いままフロンティアとして苦労することになる。前例もあれば海外旅行にも慣れてる日本人とは、鎖国状態のキューバ人では事情が違うってこと。
三重苦の1つでも解消できれば、物事は好転したのかも。グリエルという事例があったんで、せめて食事面ぐらいは巨人側が積極的にフォローしてあげられれば良かったんだけどね。
に対し、契約解除を通告。同日、ウエーバー公示の手続きを申請したと発表した。入団当初は球団内でも評価が高く、日本で才能が花開くことを期待されていた
“キューバの打点王”。わずか4か月でチームを去ることになった裏には、いったいどんな事情があったのか――。
キューバ国内リーグで打点王にも輝いたガルシアは、同国代表の未来を担う逸材との触れ込みで、今年4月に入団したばかりだった。異例のスピード退団となったことについて、中日戦前にナゴヤドームで取材に応じた堤GMは「編成上の理由。来年の戦力には入れない方向で考えたとき、彼に残り試合の打席や出場機会を割り振るのであれば、日本人の若い選手に出場機会を割り振ったほうがいい」と説明した。
入団した当初、ガルシアは川相三軍監督ら現場サイドの評価も上々で、6月に早々と一軍昇格を果たした。しかし、4試合に出場して7打数無安打と結果を残せず、二軍へ再降格。イースタン・リーグでは28試合に出場し、打率2割3分4厘、4本塁打、12打点だった。
堤GMは「やはり結果が出ない。総合的に見て、育成できるかを考えたとき、そこまでのポテンシャルはないのかな」と語ったが、将来性を買って獲得した若者に4か月で見切りをつけるのは苦渋の決断だったはず。数字以外にも何か問題があったのか。
ガルシアの周辺を探ると、慣れない日本での寮生活に苦しむ姿が浮かび上がってきた。
ファームの同僚選手の証言によれば、ガルシアは来日直後から周囲に“日本食への恐怖”をしきりに訴えていたという。ある日、寮スタッフが気を利かせ、外国人が好むすき焼きを用意したのだが、ガルシアは不審な目を鍋に向けながらゴボウを指さし
「これは食べ物なのか? 怖い、食べられない」と手を付けなかったそうだ。また、遠征先の宿舎で夕食に最上級の和牛レアステーキが振る舞われた時はナイフを入れた途端に絶叫。「これは生肉じゃないか! こんなに赤い肉を食べるなんてどうかしてるよ!」と驚いていたという。
周囲には「寮の食事が口に合わないんだ。俺はマメの煮込みと、キューバ風のグリルチキンが食べたいんだよ…」と
こぼし続け、最近はバナナばかりを口にしていたという。食事のストレスがホームシックへと発展し、次第にプレーにも影響。契約への不満も口にするようにな
り、球団も最後は動かざるを得なくなったようだ。前述のような事情を多くが理解していただけに、退団に驚きの声はさほど上がらなかったという
「常に前を向き、いずれ一軍で活躍する姿をお見せしたい」と、入団会見で“ジャパニーズ・ドリーム”の実現を誓っていたガルシアだったが…。素材は間違いなく一級品だっただけに、日本食への恐怖が退団へとつながってしまったのならば、残念というしかない。
■カルチャーギャップの時差
比較文化論的に言うとカルチャーギャップの時差ってこんな感じらしい。
・初日~2週間:違いが楽しくて仕方ない時期。海外旅行とか
・2週間~3ヶ月:違いが嫌で仕方ない時期。米と味噌汁くいてえって時期
・3ヶ月~ :それぞれの違いを理解してギャップを賢く克服する時期
恋愛にたとえて考えると思い当たる人も多いかも。
2週間から3ヶ月で別れちゃうってカップル多いのでは?(笑)
■ガルシアを襲った三重苦
仕事がうまくいかない。カルチャーギャップ。ホームシック。
三重苦のどれかが解決できれば、事態は好転したのかも知れないが。
結局のところガルシアはカルチャーギャップの2つ目の壁(2週間~3ヶ月の壁)を克服することができなかったようだ。
キューバ人にとって海外就労って、ほぼ亡命なわけで。外で成功した体験や苦労した体験が国内にフィードバックされないのでノウハウも蓄積できず。事前情報も無いままフロンティアとして苦労することになる。前例もあれば海外旅行にも慣れてる日本人とは、鎖国状態のキューバ人では事情が違うってこと。
三重苦の1つでも解消できれば、物事は好転したのかも。グリエルという事例があったんで、せめて食事面ぐらいは巨人側が積極的にフォローしてあげられれば良かったんだけどね。
sell野球
- favorite1 visibility20173
-
navigate_before 前の記事
日ハムに学ぶ「仕組みで選手を育てる」3つの方法
2016年8月9日 -
次の記事 navigate_next
[追記あり] 結論から言えば、もうドラゴンズは売却した方がいいと思う。
2016年10月3日
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件