横浜DB物語 第59話「未来予想図」
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2012年06月22日 22:28 visibility41
阪神1-2横浜DB(甲子園球場)
6回で降板した高崎については、
最近の登板内容や、特定イニングの大量失点病を想定した、
首脳陣の危機管理かと思っていましたが、
前回の登板以来ですから、
病み上がり、再発防止、ということなのかもしれませんぜ。
それを忘れていました。
四球が多かったものの、怪我が幸いしたか、
丁寧に丁寧に、投げていたのでしょう。
失点も内野ゴロによるものでしたし。
7回以降の継投についてですが、
篠原と加賀については、ベンチの要求が
焦点を絞ったものになっているので、
これでダメならしょうがない感もありました。
篠原はラッキーでしたが、加賀は今日も怖かった。
桧山選手敬遠してマートン選手勝負、という怖い状況も、
思った以上にマートン選手が調子悪いようで、
マートン選手、モチベーション低下かという印象。助けられた感じありでした。
藤江は不思議で、顔の表情で投げていますな。
山口はこのところだいぶいいので、深く心配していません。
今日も最速155キロですから、ここ数試合の速さについては、本物なのでしょう。
結局は、高崎の、途中だったか、ピンチにブラゼル選手が打った一塁線、
ノリが叩き落として併殺に仕留めたあれで、しのげたということでしょう。
ノリが内野にいるのは、大きい。
打つ方は2イニング連続併殺打で幕を開けましたので、
メッセンジャー投手の術中に、はまりかけていたところ、
こちらはラミレス四球で得たチャンスに
扇風機状態の筒香が見事に「当たったぁ!」という一撃が、
ライト線に弾んだ時点で、「やった、帰ってこい!」でした。
このところ、見るたびに空振りを繰り返している筒香くんですので、
打った変化球に、よくついていけて、よく捉えられたもんだと。
ストレートはだいたい空振りしていますが、
ただ、振ってけ振ってけ、のようですのと、
試合後に、6番に金城を置いているのは、筒香が打てなかった場合含めて
打線全体のフォロー役であるのだなと気づきました。
稀哲については、申し訳ないが、ラミレスのフォローに徹してくれと。
たぶんかなり話は通っているでしょうし、悔しい思いもありましょうが、
みんな理解してやっていて、結果にもつながっているということでしょう。
今は、まず筒香。
それでひと夏乗り越えていただきながら、
本当は吉村をやはり再生させないと、
チームの将来的には、中長距離砲の覚醒がないと、
きついかなと思いますので、
吉村は下に降ろさないだろうなと予測が付きます。
それでもひとまず筒香が結果を出し、
高崎に勝ちが付き、
山口がセーブを挙げて、
1点差を、
ビジターでものにしました。
チームの未来が描かれた、
大きな1勝でありました。
と同時に、
やはり、苦しんでいる対戦相手については、
抵抗できる力が、やはりついてきていると。
交流戦だけではなかったと、思ったわけです。
見方を変えると、
思った以上に、阪神も苦しんでいる、ような気が、しました。
そこに、つけこめている。
うむむ。
じわじわと、ちょいとだけ、
チーム力、前進。
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