横浜DB物語　第６３話「まさか!?ハマのモモ神」

横浜DB４－９東京ヤクルト（那覇セルラースタジアム）

交流戦以降から数えて、先発も４番手５番手になると、

ここまで落ちるのかと思わされた本日。

根っこにあるのは何度も書くが、投手の質の低さである。

突然ジオが復活し、

「二軍で走りこんできた」ということらしいのですが、

二軍戦で投げていたとはあまり聞いていないので、

何だろう、上がる理由はと、気になっていた。

家族参観の中、３回までの６奪三振で、いい感じと思っていましたが、

３回裏１死で、ジオ自らセンター前ヒットで出塁した後に、事件は起こった。

打順は１番に戻って梶谷だったが、ポーンと上げてしまい、センターフライで２死１塁。

打者は２番石川。

これがヤクルト先発館山投手のボールを見事に捉えて、

右中間へ少々詰まりながらも、ライナーでのヒット。

ライトのバレンティン選手が、転々とするボールにスライディングで飛び込んで、

辛うじて捕球するが、

ここで切り替わった画面に映ったのは、

上に飛び跳ねるように、モモを上げながら、やっと２塁ベースを周ったばかりの

ジオの走塁。

そのままジオは三塁に到達したが、更に切り替わった画面では、

２塁に到達した石川の姿。

ベンチで呆れる中畑監督の口元は「何だいあれ」

解説の佐々木も「ジオはかなり遅いですね」

ロンブー淳もびっくりの、ジオの走塁「モモ神」っぷりでした。

この後、３番ノリが凡退した直後の４回表、

ジオはモモ神でおかしくなったのか、ピンチを迎えて満塁として、

連続押し出し（二人目は館山投手）で交替。

あわててリリーフに菊地投入も、

ミレッジ選手にタイムリーを浴びて、この回、大量４失点。

菊地は誕生日なのに、とんでもない結果だけが残ってしまった。

・・・・・・ジオはMAX５勝と見込んでいましたが、

下方修正が必要かと。

佐々木も「走り込みなんかしていないでしょ」とバッサリ。

「ざんねーーーん！まさかのモモ神、斬り！」

７回にも、

諸事情でノリがひっこみ、セカンド内村初登場なのに、

一塁筒香、三塁梶谷、ショート聖域石川が復活してしまい、

えーっと思ったら内村がいきなり中継でミスをしたのをきっかけに

４失点。

その裏、３点返すも、ラミレスにも代打。

パッと見で打線、攻撃面にいろいろ問題があるように見えるし、

内村が悪者扱いされてしまうのだが、

ノリもラミレスも「事情があって」交替したわけだそうで、

そこが将来的な最大の弱点なのだが、

カバーするには弱すぎる打線の上に、

内村云々じゃなくて石川聖域かよとなるので、

早いところ渡辺直人の復帰を待つしかなくなったし、

三塁手も筒香のあとが不安視されてしまう。

三塁なのに控え野手に専門性が無く、ばたつく感じになる。

藤田のスーパーサブっぷりを再認識。

これで内村が初打席でヒット打たなかったら、もっときつかっただろうな。

本当は昨日、１点差に追い上げた段階で代走内村で勝負賭けても面白かったのだが、

守りのことがあったのだろうな。

ううむ、打線は層が厚くなっているが、佐々木の言う通りで

「もう１ランク上げたい」

ちょっとだぶつき感がある。

その上で、やはり、

投手なのだ。

先発４番手５番手がこれではどうにもならない。

とにかく、まっとうにストライクが投げられない須田に加えて、

スタミナ切れっぽい、試合勘戻らずのまま上げざるを得なかったジオというのが

ばれてしまった登板で、

言い換えれば、初回から飛ばしまくったのかもしれないが、

今日も４回持たずでリリーフ仰ぐなら、

そりゃしわよせ来るよなぁ。

牛田は２イニング投げさせちゃいけない投手で、

なのに、人がいないから投げざるを得なくて、

２イニング目で掴まったわけで、

エラーは関係ない。それ以前だと思う。

菊地も小杉も牛田も、もう投げるところがめちゃめちゃですが、

先発があんな状態を続けるなら、しわ寄せがきて当然のこと。

９回には山口がやむなく登板したくらいですが、今の山口は心配なし。

で、今日も最終打者が石川になってしまったが、

奴はもう目いっぱいだと思う。

責めようがない。めいっぱい。

館山投手から３安打で打点も付いているわけで、

調子は一昨年の良い時期に近いと思う。打撃についてだが。

そんな調子ですが、沖縄開催に勝てないな。

そんな調子のまま、この後、今季勝ち星なしの広島戦で、

マツダに乗り込むなんて、大丈夫ですか～？

先発いないかな～。

誰でもいい。

今更トレードの見込みは薄いから、最終手段。

ダイジョーブ博士に変な薬でも処方していただいて、

パワーアップしてくれ～～～～。

ドーピングにも引っかからんだろうからさ～～～；；