『4522敗の記憶』

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    2013年07月08日 17:17 visibility300

村瀬秀信 著

『4522敗の記憶 ホエールズ&ベイスターズ涙の球団史』(双葉社)を読む。

 

泣いた。

 

プロローグの3ページだけで泣いたのだが、

 

とにかく順番に読むべし。

構成が良いから、途中を飛ばしてはいけない。

 

ネタバレしないようにぼかしますが、

味わい深く読めるし、終盤など、涙なくして読めません。

 

で、その最下位に酔いしれる、という

今のベイスターズファンが抱えやすい、ファン気質特有の問題点とその感覚に

振り回されることはない。

 

むしろ、いや、だからこそ、泣けてしまったのだ。何度となく。

 

すべてのベイスターズファン必読の書。

 

今季残り試合をどういうスタンスで応援するべきか、

その心構えが、できた。

 

 

おそらくは6日、東京ドームで読売に勝った試合、

ベイファン以外が「荒波ってこんな顔していたのか」と思っていたのを打ち破り、

ヒーローインタビューの間、

おそらくは好奇の目で映されていたであろう

ビジターのレフトベイファンの姿の誇らしさと

 

この本の内容と、

 

渡辺直人トレードの件を重ね合わせれば、

 

ベイスターズファンは、僕らは、余計に涙するのです。

 

 

 

こういう本を待っていました。

 

 

これがあれば、今季の結果を恐れない。

 

ベイスターズファンは必ず読みましょうね。

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