プロフェッショナルの光

  • smiles
    2014年09月09日 22:02 visibility73

やはりナーブソン投手は厄介な投手でした。

変化球が決まりだすと打ちづらいようでした。

ただ、梶谷の一撃でスタートした初回の2点先行が大きかったのと、

春先の1安打勝ちの立役者、バルディリスがまたも一発を放ち、

ナーブソンキラーとしてダメを押せたことで、

主導権を明け渡さずに、最後まで行くとは、思いもよらず。


9月9日  対ヤクルト 横浜スタジアム ○3-0 ○久保

  殊 久保  敢 梶谷・ブランコ  技 バルディリス・山崎


  久保の投球は今季最高でした。

槙原氏が試合後、

「7回あたりから公言していたが5回あたりで今日は大丈夫と思った」

と言うのもわかります。

7回あたりだったか、

実況の言葉を制して久保の投球術を解説した箇所があったほどで、

その興奮度が伝わりました。

ほぼ初球からストレートでカウントを作り、

変化球の使いどころもさることながら、

セットポジションからの足を上げるタイミングが3パターンくらいあり、

最初からクイック混じりですので、

盗塁どころか、打者のタイミングが合わず、

強打のヤクルト打線が沈黙しまくったという、意外な展開。

うるさい山田選手が4の0で2三振、

バレンティン選手などは3球三振した時、

何もできなかった自分にフリーズしたほどでした。


槙原氏いわく

「5種類の変化球があれば3パターンのクイックの投げ方を活用して

打者のタイミングずらせば、15種類のボールがあるようなものですから」


ヤクルト打線の封じ方に、この手段があるとは・・・・・・。


おまけに、槙原氏によれば、

あのようなクイックで、普通はコントロール良く投げられない、と。

余程、足腰強くないと、かつ、外角低めへのコントロールなどが良いからできる技だと。


・・・・・・すごいんだ、久保って!!!


今日、ネット裏などで現地にて久保の投球を見ていたとしたら、

相当面白かったんだろうなと、思ったのです。


これこそ、通は久保の予告先発時点で現地ネット裏だな。

相当面白いよ。

途中で、久保の投げる時の足の上げ方の違いなど

三連続で映した場面があったが、

違う投手かと思ったほどで・・・・・・


これぞ、プロフェッショナル、でした。


その証拠に、憲晴に一つエラーがあるのですが、

その後に見事なファインプレー2つ、

筒香もライン際のライナーを好捕、

バルディリスも三遊間に飛びつくし、

ブランコも好判断で一二塁間を取るし、


守りとのリズムが凄く合っていて、

なかなかこういう感じの試合って、見られなかったからねえ。


2時間半くらいで終わるなんて、ねぇ。


ありがとう、久保康友投手。よくぞ、ベイスターズに来ていただいて。

本当にありがとうございます。


これで、上位という名の陽の光が、射しました。


この時期に、3位に4.5差、出ました。

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