立ち位置
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ラスタマン
2008年09月14日 06:35 visibility45
この日1週間の飲み過ぎがたたり1日寝たままで過ごし、スタジアムに行けず。
午後からずっとTVでサッカーを見ながら過ごす。
さて、この試合FC東京3−1で勝ち。リーグでは4月以来、ナビスコ杯を加えても5月以来の味スタでの勝利。そんなに勝ってなかったっけ?という感じだが、まあ逆転勝ちをしたのだから良いとしよう。
試合の方は前半、シンプルにボールをサイドに運び強力2トップにボールを入れる大宮 と ボールをこねくってつなげてポゼッションは高いがシュートまで行かないFC東京 というある意味双方の特徴を出した試合展開。 決定機はFC東京の方が多かったが、カボレのシュートは江角とバーに弾き飛ばされた。 FC東京の失点シーン。右サイド(FC東京から見て)で長友と波戸が一対一。そこで長友が当たり負けをし、ゴール前にいいセンタリングを上げられる。そこで待ち受けていたのがラフリッチ。見事なヘディングシュートを決められたが、相手のストライカーをあそこでフリーにしてはいけない。徳永のボケはどこを見とったんじゃい。
後半。城福監督が動く。エメルソンに代えて石川直を投入。個人的には直線的で意外性のない石川より曲線的なエメルソンの方が可能性を感じるのでこの交代は失敗では?と思ったが、いやいやどうしてこの交代が見事に決まる。 途中羽生が怪我で大竹に交代。ここから逆転ショーが始まった。
同点ゴールはこの石川のCKを赤嶺がヘディングで決めたもの。GKの前で赤嶺のヘディングをシュートしようとした大竹の位置は完全にオフサイドだったのでこれはラッキー。大宮にしてみれば誤審!と叫びたくなるようなラインズマンの見落としだった。
逆転ゴールは大竹のFK。ゴールに向かって左寄りだったため左利きの彼には厳しい位置かと思ったが見事右のサイドネットにシュートを突き刺した。今日の江角は絶好調だっただけにより価値の高いゴールとなった。
3点目は逆襲から。大宮のCKから今野(長友?)が縦へ一発ロングフィード。波戸がその処理を誤り石川直が右サイドを独走ドリブル。真ん中を赤嶺、ファーを鈴木達がフリーで並走。石川直が余裕をもってグラウンダーのセンタリング。赤嶺がスライディングしながらゴール。勝負あった。赤嶺はこれで今季9点目。点取り屋の称号の最低ライン10点まであと1点。15点は来シーズンにとっておくとして、今季あと2,3点は取ってほしい。そうすればチームは5位以内も見えてこよう。
終わってみれば完勝だったが、要因は2つ。城福監督の積極采配が一つ。もう一つは他力。大宮の試合運び--特に中盤--がまずかったから。後半苦しい時間帯に全くボールをつなげず、マイボールの時間がほとんどなかったこと。2トップはキープもできるし、2人で決定機を作ることもできるのだから丁寧にボールをキープし、2トップに預けることが2,3度できていればあそこまで押し込まれることはなかったろう。高さ、強さで下回る茂庭、今野のCBにとっては2トップが強引にプレイすることが一番こわかったはず。それができなかったことが大宮の敗因となったのではないか? そういう意味で藤本の不在はかなり痛かったということか。
これで順位を競る柏、大宮に連勝。時節はアウェイで川崎。ホームでは4−2で完勝したが今の川崎は好調。そこでどのようなプレイをできるか? チームの今の立ち位置が良く見える試合となるだろう。 久々に等々力に参戦するか。
- 事務局に通報しました。
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