クラブアメリカのボールの持ち方

http://soccersns.jp/member/1625/match/1186/

ドイツW杯のコスタリカについてこのように書いたことがある。

 

ドロン、デレー、とは違うのだが、今回のクラブアメリカのボールの持ち方は独特だ。

1回戦の韓国の全代との試合でも、アメリカの選手はTVの画面では確認がうまく出来ないボールキープ(というかトラップからキックまでの0コンマ数秒の時間)をし、自分の足元、非常に深い位置からパスを出す。普段メキシコのサッカーを見慣れない者にとっては新鮮な球さばきである。

 

この試合のアメリカの同点ゴールをアシストしたブランコの右サイドでのドリブル。

あれも、アルアハリの選手が「取った!」というタイミングでボールを取りにいったが、ブランコは左足で何でもないように縦に抜いてしまった。 独特のリズム、独特なボールの持ち方だった。

 

勝負は1−2で負けてしまったが、「記憶に残る」という意味で、クラブ・アメリカのプレイはとても面白かった。 98年、フランスで見せたブランコのかにバサミが見られなかったのは残念だったけれど・・・。

 

PS ブランコと98年フランスで岡田武史を悩ませたクラウディオ・ロペス。 この2人のプレイを生で見られたのは幸せだったが、一方、スピードの落ちた二人を生で見るのは時代の流れを感じて少し寂しかった。 時は流れる−−−。

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。