ブラジル VS フランス

ブラジル VS フランス と聞いて思い出すのは、1986年メキシコワールドカップ準々決勝の戦い。フランスにプラティニ、ブラジルにジーコ(膝にケガをしていて90分間プレイできる状態になかった)がいた。そのほかにも、ジレス、ティガナ、フェルナンデス、ボッシ、バツ、アモロス、ストピラ(以上フランス)、カレッカ、ミューレル、ソクラテス、アレマオ、ジュニオール、ブランコ、ジョジマール(以上ブラジル)など、名手がたくさんいた。

試合は1−1のまま延長、PK戦へ。

試合中ジーコがPKを外し、PK戦ではプラティニ、ソクラテスが失敗。フランスが勝ち上がりを決めたPKを最後に来めたフェルナンデスは自分の番が回ってきたとき、プレッシャーでセンターサークル内で足がすくんで立ち上がれなかったそうだ。(結局プラティニが抱きかかえて勇気を与え、フェルナンデスが左隅にスピードのあるPKを決めフランスがブラジルを退けた。)

サッカーを見て20年以上がたつが、いまだに  One of the best games である。両チームのテクニック、アイデア!美しいサッカーだった! そしてお歴々のPK失敗という隠し味もあり、120分以上TVの前から動けなかった。(この試合は生放送でなかったので、新聞、テレビで結果がわからないように翌日のNHKの録画放映が始まるまで家の中で何もせずじっとしていた。)

今回のブラジル VS フランスは当時と比較してチーム力にやや差がある。ポイントはフランスの守備的MFのマケレレとビエラがどれだけブラジルの中盤を抑えられるかにあろう。0−0で後半30分過ぎまで持ちこたえられれば、何かが起こる可能性が出てくる。

今回も美しい中盤の競り合いを見せて欲しい。そして、我々サッカーファンを幸せにして欲しい!

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