93年のJリーグ開幕時の瑞穂のことを思い出した

いい勝負にはなると予想したこの試合。
結果は0−1でFC東京負け。あーあ。

でも、グランパスは結構気になるチーム。
Jリーグが開幕した時名古屋にいたけど、当時は瑞穂競技場の年間チケットを買って毎試合グランパスのゲームを見ていたから、今でもチーム動向は気になる。
93年、瑞穂での開幕戦。グランパスvsマリノス。天気は雨。
今はFC東京のコーチをしている三浦文丈がマリノスでプレイしていたけど、PK戦 --当時は90分戦って同点の場合は延長ゴールデンゴール→PK戦で必ず黒白をつけていた。今考えると無謀としかいいようのないシステムだったなあ-- で文丈の蹴ったボールがゴール前の水溜りで止まってしまい、マリノスが敗戦(その時の瑞穂の芝はボロボロで雨が降ると泥んこになった)。
当時この珍(?)プレイがTV、新聞でたくさん報道され、特に地元スポーツ紙が「瑞穂の芝は名古屋の恥」と大騒ぎ。そのおかげで瑞穂の芝が非常にきれいに整備されたという逸話まである。
当時のグランパスは非常に弱く、8億円も払ってピークの過ぎたというか、怪我で満足にプレイのできないリネカーを連れてきたり、高本という本当に背が高いだけで足元が全くダメなCBを補強したりと、レッズ、ガンバとともにダメチームの一つに数えられていた。
その後アーセン・ベンゲルを監督として召致。ピクシーことストイコビッチを核に小倉、平野、岡山、中西、デュリックス、トーレス、大岩、伊藤と好選手を揃えて天皇杯で2回優勝することになる。(この時のトーレス、大岩のCBコンビはJリーグ史上に残る名コンビだと思う)

えっと、話が横に相当それましたな。
で、なんだっけ? あ、そうそう、この試合は本当は0−0で両チーム痛み分けの内容だったのですよ。失点の場面。ボールを持った本田を今野がマークしに行った時、藤山がヨンセンをゴール前でフリーにしてしまった。あそこまで自軍ゴール前で相手のエースをフリーにしてはいけないですわ。あれで決まり。CBの面子が揃わない中、小柄な藤山は本当によくやっていると思うけど、この日は×でした。

あと、終了間際の楢崎と赤嶺の激突。あれ、PKじゃないですね。ゴール前ではあのくらいの激しいプレイは致し方ない。

でも、グランパスの貝がふたを閉じたような守備的な試合運びもいかがなものですかね?見ている方にとってはつまんない試合でしたわね。

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