攻撃的サッカーが勝利する時

攻撃的サッカーと勝利は時に二律背反になる。特にサッカーでは。しかしこの日のガンバ大阪は攻撃的サッカーで勝利した。こういう時サッカーファンは思う。「サッカーが好きでよかった」と。「サッカーの神が攻撃的チームに味方した」と。

ガンバとレッズ。両チームを比較した時、戦う前から差があった。
・コンディション
・モチベーション
・戦術的完成度
いずれを取ってもガンバが勝っていた。

レッズはオーストリアへの有名税遠征。疲労蓄積による主力の負傷。監督の交代。調整不足。勝ち疲れ。全てがマイナスに働いていた。

ガンバはパスの出してが2枚いるのが強み。遠藤と二川。二人とも飄々(ひょうひょう)としているがゲームを読む能力、トラップ、パス、ため、どれも一級品だった。(特に4点目につながったゴール前の遠藤のダンスはどうだ!)
FWはマグノ、播戸、バレーと実績十分。あとは宮本の抜けたDFラインだけが課題か? バレーを取るよりも、DFにいい人材を補強した方がよかったかと思うが、采配6シーズン目に入った西野監督にはそのような考えはなさそうだ。攻めて攻めて、勝つ。その指向、天晴れ(アッパレ)!だ。

ACLがない今年、ガンバがJ1チャンピオン候補の最右翼と見る。

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