ベンチのミスです
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ラスタマン
2006年05月07日 19:39 visibility82
この日の午前中、TVでMLBのNYヤンキースとTEXASレンジャースの試合を見る。8回表まで8−1とヤンキース楽勝の試合。ヤンキースの先発はエース・ムッシーナ。1点を失ったものの全く危なげないピッチング。8回まで投げきればあとは9回にクローザーのリベラが投げて完勝・・・と思ったら、何を思ったかノーアウトランナー1塁でトーリ監督がムッシーナを下げる。解説者も「連戦が控えてますからベテランのムッシーナを少しでも休ませようと・・・」と苦しい説明をしていたが、案の定リリーフが打ち込まれ、終わってみれば青色吐息の8−7.勝つには勝ったものの、ダメージの残る勝ちかただった。
ヤンキースは拙いベンチワークがあったものの何とか勝利はおさめた。しかし−−−FC東京は拙いベンチワークの結果試合まで落としてしまった。
後半、1−0で勝っているのに大宮よりも先に選手交代枠の3人を使い切ってしまったのは何故?確かに大宮に攻め込まれてはいたが、苦し紛れのセンタリングばかりの攻めで、ボクシングに喩えればしっかりしたガードの上からジャブを受けているようなもの。土肥、ジャーン、今野が集中していればなんともない攻撃だった。しかしFW(赤嶺)を下げ、中盤の守りの選手(伊野波)を入れる。これで大宮・三浦監督も選手交代に悩む必要がなくなり、生きのいいFWを交代で入れる。あとは、殴られっぱなし。交代で入ったリチェーリも前線でいやらしくボールキープをするにはまだ若く、ドリブルで攻め込んではボールを奪われる悪循環。一度受身になったFC東京に反転攻勢に出る精神力、タレントはなかった。ガーラ監督は残り時間が15分、20分とあっても、選手交代枠を使い切り、試合の運び方を「決めて」しまうことが多い。負けているときは残り時間がまだまだあるのに前線にFWを4枚並べて放り込みをするとか。ガーラ監督は3人の交代枠を使い切った後でも、選手に臨機応変に攻撃、ディフェンスをして欲しいと思っているのかも知れないが、その考えは全くWorkしていない。繰り返しになるが、今日の敗戦はベンチのミスによるものだった。幸い(でもないか)、これで中休みに入る。この間に中盤の熟成とガーラ監督自身の采配の反省をよーくしておいてもらいたい。
それにしても、最後の3戦が名古屋、甲府、大宮でよかった。これがJ中位以上のチームとの3連戦だったら、こなれない中盤がずたずたにされ、最悪の状態で2ヶ月のブレイクに入るところだった・・・。
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- 事務局に通報しました。
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