持ち味を優先する派? それとも当てはめる派?

シティ対ボルトン
  2 ― 0

開始早々 DFラインの裏へ飛び出したアデバヨルに
"He`s off side!!"
とバカでかい声が飛びました。
声の主は誰かと思ったら 短バン姿のコイル師匠でした。
気温0度に冷え込んだピッチで 走ってるなら分かるけど
上はスウェット 下は短パンでジッと立ってるのは辛いでしょうに・・・

古巣を立て直す使命感に燃えてるから
最後まで大声を出し続けたコイル師匠でしたが
結局短パンでの頑張りもムダに終わりました。

つーか シーズン途中で引き継いで 
師匠のコンセプトをボルトンに浸透させるってのは
そもそも無理があったとしか思えません。
ドカーンと蹴り込んで ガツンと競り合う方式に慣れ親しんでたしね。
ワン・タッチで繋いで鮮やかに崩すなんて
キャンプからやってたって根付くまで大変なのに
シーズン中のいきなりの路線変更はムリポ

中盤に ガナーズ時代に16歳でデビューして注目されたウィルシャーとか
韓国人イ・チョンヨンみたいな技巧派を重用し
前線のケヴィン・デイヴィスやエルマンデルとうまく絡んでくれたら
つーのが狙いなんでしょうけど 中々思い通りに行きません。
狙いのワン・タッチ回しが 2本までは繋がるけど3本目が繋がらない。
呼吸を合わせようとおっかなびっくりやってるもんで
守備側からすれば対応が楽だし 放っておいてもミスするし。



先週ハルに3敗目を喫し 
早くもヒューズの負け数を上回ったマンチーニのシティも大したことなかったんですがね。
リーグ・カップのまんゆ戦で燃え尽きた みたいなw
ベラミーはお休み テヴェスもいつもとは大違い。
なのにあっさりPK貰っちゃったし
ヴィエイラ効果でアデバヨルが蘇る みたいな副産物もあったし
マンチーニにすれば ボルトン様様

時期は違えど同じクラブに在籍してた つーことは
なんか一瞬で通じ合える基盤を共有してるかのようです。
ヴィエイラのロング・フィードを胸でトラップし
ズバッとネットに突き刺した2点目は 実に見事なプレーでした。
ベラミーやテヴェスの 動きで相手を翻弄するパターンに
元ガナ・コンビの高い戦術眼が加わると
中々手強いものになりそうです。

ヒューズとマンチーニの違いが明確になって来たとも言えますね。
現役時代の選手としての名声はマンチーニとタメと見ても
ヒューズのブラックバーン時代は
ボルトンのように古典的なイングランド・スタイルだったし
国際的なビッグ・ネームを使いこなした経験もありませんでした。

その点マンチーニはインテルで十分経験済み。
監督には 自分のやりたいスタイルに選手を当てはめる派と
配下の選手の特性を見て 持ち味を優先する派がいますけど
マンチーニは勿論後者のタイプ。
しかも ヒューズ解任に激怒してた選手を懐柔することにも成功し
個性派揃いだったインテルでの経験が役立っているようです。

ただし エヴァートンやハルなどには苦戦してますから
就任当初のビギナーズ・ラック的な時期を過ぎた今後は
セリエでは対戦したことのないタイプとどう戦うかが問われますが
ヴィエイラの加入はアデバヨルにとってもマンチーニにとっても
心強いに違いありません。

つーか コイル師匠のボルトンがトホホすぎだろ
とか言われちゃいそうなので 
この試合の結果は少し割り引く必要もあったりしてw


あ コイル師匠は
ウィルシャーがイーグルスみたいにやってくれたらな とか 
あそこでロビー・ブレイクみたいに突進してくれたらな とか
ホゾを噛むよな思いで見つめてたでしょうから
きっと自分のスタイルに選手を当てはめる派





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