それはそれは浮いてます

トム・ハンクスの「天使と悪魔」を観た翌日
新聞の海外欄にシンクロしたよな記事を発見しました。

カトリック教会は聖職者による男児への性的虐待で大揺れ
だってさ。
そんな話は昔から山ほどあるとは聞いてましたが
うやむやにし続けてたツケがとうとう回って来たらしく
信者が減る傾向に歯止めがかからなくて
総本山のヴァチカンも頭が痛いとか。

ロン・ハワードの作品は 
宗教を否定する科学の台頭(イルミナティと称する組織)を
ヴァチカンが弾圧したことを背景にしてましたが
そんな暗黒の歴史を蒸し返されるだけでもカトリックの総本山はイラつくのに
法王を暗殺し ヴァチカンを反物質で吹っ飛ばす危機を演出し
その窮地を救ったヒーローとして
あわよくば法王の座に着こうと目論むワル(ユアン・マクレガー)の話なので
ヴァチカンが強く抗議したのも頷けます。

私欲のために 次期法王候補の枢機卿を何人も暗殺しました。
そんな悪行を全部イルミナティのせいにしたユアン・マクレガーは
かつてのアイルランドのテロで孤児となっため前法王に引き取られ育てられた
つー設定なんですが
穿った見方をすれば 法王と稚児の組み合わせと言ったら
そりゃあねぇ~ 聖職者に背徳の行為は付き物だし
色々あったかもしんない。
その恨みで暗殺したくもなるワケだ。
ひょっとしたら その辺まで勘繰られそうだから
コレはカトリックにはタブーの作品 つーことになっちゃいます?

つーか ユアン・マクレガーが法王の付き人 てのも無理がある。
浮きまくり~
出世作「トレインスポッティング」ではヘヴィー・ジャンキーだったじゃん。
座薬をトイレに落として 拾うために便器の中へ潜ったりしてたのにw
しかも取って付けたように 途中で話してた経歴の中に
ヘリの操縦ができる みたいな前フリがあって
クライマックスでその腕前を披露します。
爆発の時刻が迫った反物質をヘリに載せて急上昇。
自動操縦に切り替えて自分はパラシュートで脱出。
反物質は遥か上空で爆発し ヴァチカンは危機から救われるんですが
カトリックの小坊主がヘリの操縦なんて
浮きまくりのユアンにはピッタシじゃんw

ところで ヴァチカン警察のパトカーって
ヒラのオマワリが乗るのはイタリアと同じアルファ159なのに
幹部が乗るのは見たことない車でした。
グリルはランチアっぽいけど なんだアレ?
フロントのオーヴァー・ハングが長くて リアは独特のヴォリューム感。
ガレージ伊太利屋のHPで探したら なんとデルタでした。
かつての安っぽさはどこへやら チョー高級車に変身してたのね。

下は1.4のターボ 上は1.8までしかないのに
すんごい存在感です。
日本にも入ってるらしいんだけど1回も見たことねぇっす。
ヴァチカンの古い街並みでもそのスタイルは際立ってたけど
日本で走ってたら浮きまくり間違いなし みたいな



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