「飛べ藤田 ブランコ岬灯台を目指せ!!」  あ 名古屋の藤田じゃないです

コロラド州デンヴァーのポーン・ショップ(質屋)で見つけたソレは
1弦が切れたまま他の古いギターと並んでぶら下がっていた。
ギブソン社製レス・ポールJr. 60年代のモデルだ。
当時キンクスのレイ・デイヴィスが愛用していたのと同じ
ワイン・レッドに塗られていた。
速攻で購入し外へ出ると車には駐禁のステッカー。
やれやれ
裁判所の会計窓口で罰金を支払ったらこの街に用はない。
デンヴァー国際空港からサンフランシスコ行きの便に乗る。
離陸してしばらくすると女性CAが見回りにやって来た。
オレの足元に置かれたギター・ケースを発見して何やら興奮気味。
男性CAを呼び寄せ
なぜこんなもの持ち込むのか
フリスコ到着までこちらで預かる    だと。
ボーディング・チェックでは何もゆわれなかったアルヨ   とオレ。
いーや ダメだ 預かる 
持って行かれた。
アイヤ〜 ソレわたしの大事なギターアルヨw


キリン・カップやなんとか還元水の大臣やZARDや
オーティス社のサビだらけのエレベーター・ワイアーよりも
藤田飛曹長のことが気になる今日この頃です。

割腹のために持参した軍刀って1m以上の代物ですよ。
1962年とはいえよくそんなモノ機内に持ち込めましたよね
最初のハイ・ジャック事件は1930年に既に起きているのに。
ユナイテッド航空のCAに取り上げられたレス・ポールJr. のように
乗務員のロッカーで保管されて海を渡ったのか
藤田飛曹長が亡くなった今となっては調べるスベはない。

ハイ・ジャックとゆえば
忘れられない事件が有ります。

D.B.クーパー事件

D. B. クーパーは初めて営利目的で飛行機をハイジャックしようとした男である
(本名不祥 D. B. クーパーの名で飛行機のチケットを買っていたのでこう呼ばれる)。
事件は1971年に遡る。
彼は爆弾を持っていると乗務員を脅し 200,000ドルとパラシュートを要求した。
現金とパラシュートをシアトルで入手した彼は
シアトルとオレゴン州ポートランドの間で
機体後部にある非常口から飛び降りたのである。
以来その姿を見た者はいない。
現金の一部は80年代半ば頃 ワシントン州南部の森の中
湖の近くで発見された。
彼は降下中に死んだものと考えられている
(ボーイング727は パラシュートで降下するには
あまりにも上空を高速で飛んでいたのだ)
が クーパー自身と現金のほとんどはまだ発見されていない。

これは映画になりましたよね 
ハイジャック・コネクション/クーパーの大仕事 (’81)
現金と一緒に降下するとこから始まる。
サム・ペキンパーのとこで編集担当だったロジャー・スポティスウッドが監督。
特殊部隊出身の犯人役がトリート・ウィリアムズ。
保険会社の調査員がロバート・デュヴァル。
クーパーの元上官 つー設定。
特殊部隊の経験者じゃなきゃこんなこと出来ない
とニランで元々いわく付きだった部下を追いかける   みたいな
劇場未公開だけどテレ東で2回やりました。


藤田飛曹長の話も映画向きだと思うんですが。
ブランコ岬灯台を目指せ    とか


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