コーチャーズ・アソシエイション

むかし、JFAに出入りしてた広告代理店の人の話。

それまで、新聞とラジオの中継しかなかったワールドカップが、

66年のイングランド大会から衛星中継が始まり、

68年メキシコ・オリンピックでの活躍から第1次サッカーブーム

真っ只中の日本は、70年メキシコ大会をカラーで見ることになりました。

ペレ、リベリーノ、ジャイルジーニョ、伝説の選手たちの動く姿に、

当時の人たちは釘付けだったそうです。

となると、次はナマで見たい、つーことになり、

74年西ドイツ大会はさらなる注目を集めた、そうな。。。

協会関係者なら自腹で行く、なんてことはありえませんが、

全国津々浦々の指導者の方々、

そう「コーチャーズ・アソシエイション」なる機関紙の読者の方々は、

ご自分で道を切り拓かねばならんかったとです。

せっかく買ったばかりの車を売り払う人、

嫁と離婚寸前の大ゲンカをする人、

親戚中に頭を下げて費用を捻出する人、

第1次サッカーバカシンドローム、といったところでしょうか。

ま、でもこの頃はまだまだ、JFA 及び末端の指導者、マスコミ、

の方々が主で、一般シロートの間の認知度としては、

ワールドカップ＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜オリンピック

みたいなモノだったと思われます。

え? もっとですか?

月日は流れて32年。

代表メンバー発表がトップニュースになり、 

代表合宿の見物に大勢の人が押し寄せ、

おばちゃんしか見ないハズのワイドショーまでカラミまくり

の今日この頃、またぞろ始まりましたね、チケット問題。

中国ガラミのチケット、

ドブにお金を捨てる? 覚悟があったんでしょうか。

お祭り気分を味わうだけなら高い代償を払ったことに。。。。

一方その頃、お約束のアンケート結果が出ました。 

ホスト国ドイツでの自国優勝予想(希望?)

10％

けっこう冷静。

日本の自国優勝予想

2.4％

いたんかい!! 答えたヤツ