レッズを愛する幸せ。

  • ふんち
    2007年11月15日 18:16 visibility73


決まった瞬間 涙は出なかった。なんだか実感がわかなくて 歌いながらピッチを見ていた。


選手もスタッフも抱き合って喜び合っていた。


オーロラビジョンに 喜ぶ阿部の姿が映って あぁ本当に優勝したんだと思った。


試合開始前のゴール裏はいつも以上にピリピリとしていた。なにもしてないのに 手に汗を握るほど 身体が震えた。


油断なんてしていなかった 余裕なんて無かった。


喉が潰れても 手が痺れても 足がつっても 最後までサポートするんだと思い 雑念を払って ピッチを見ていた。



第一声を放った時に 戦闘モードに一気に入って そこからはもう殆ど覚えていない。




永井のゴールが決まり 周りともみくちゃになって 喜びつつも まだ一点だと 引き締めなおした。



セパハンは巧い。中東のチームにありがちな 荒いプレーは殆ど無く みな足元に確かな技術がある。


試合はセパハンペースで進んでいたと思う。



阿部がヘディングをして ゴールネットにボールを叩き込んだ瞬間はスローモーションのようだった。




試合終了の笛が吹かれた瞬間 身体の力が抜けた。



ほっとした。




やっとここまで来たんだ。




早かったように感じる。あんなにも 勝てない日々が続いた頃が 遠くも近くも感じた。



色んなことが頭をめぐった。



埼スタのどこかで見ている 福田はどんなきもちだろうと思った。


ノブヒサは どんな顔をしているだろうと思った。




全てのレッズを愛する人の気持ちが 勝利をよんだ。




本当に選手たちはタフになったと思う。

どんな試合でも言い訳がましい事は言わなくなった。次にしっかり切り替える事ができるようになった。試合中でも落ち着いて 試合をコントロールできるようになった。


このリーグとACLの連戦の中 身体はぼろぼろだっただろう。


でも心は強く チャンピオンに相応しく 逞しかった。





表彰式の中で ノブヒサがトロフィーを掲げたときにぐっときた。


彼は入団したときに 浦和がここまで来ると想像できただろうか。本当に ノブヒサは逞しくなった。ほっぺの赤いくるくるなんて 何処かへ行ってしまった。




ワシントンがゴール裏に上がってきて 皆と喜び 歌いながら 泣いているのを見た。




マスコミはあれこれ 勝手に書き立てるけど 彼の気持ちはここにあるんだって実感した。





とうとうアジアの頂点まで きちまった。



やったよ。ついにやった。



アジアを掴んだ。




まだリーグもある。日曜には清水との試合が待っている。


喜びに浸っている暇はないのかもしれない。




だけど 今日までは 喜びを噛み締めていたい。




真夜中に帰宅して 試合のVTRを見て ネットを見て 朝刊を買いに走った。


昼に起きたら 声は出ないし 足がつってて 笑ってしまった。





声が出ないので 口をパクパクさせて あれこれ言ってるわしを 猫たちが不思議そうに見ている。




レッズを好きでよかった。レッズを愛し続けてよかった。




さぁ次だ。世界がレッズを待っている。





全ての力 全ての情熱 全ての誇り





We are REDS!!!








































































































































































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