カラッチ大当たり

中盤から前のけが人が復帰。カカ、セードルフ、パトが戻ってきたのは心強い。
ジーダはミラノに残ったものの、カラッチは間に合わせた。

カラッチ
オッド、ネスタ、カラーゼ、マルディーニ
ガットゥーゾ、ピルロ、アンブロジーニ
カカ、セードルフ
パト

アーセナルもけが人が多く、直前のFA杯では大敗。両チーム共にけが明けの選手が多く、コンディションが気になるところ。

5分、CKにニアでマルディーニがあわせる。レーマン好セーブ。カウンターでアデバヨールが抜け出すも、オッドがカバーに入り難を逃れる。

6分、パトのシュートをブロックしたトゥレが左足を痛め、早くも交代。

前半はアーセナルが非常に高いラインを保ち、ミランの前線に全く仕事をさせなかった。ミランは中盤でもボール回しができず、DFからのロングボールを弾き返される場面も度々。カカはボールタッチも少なく消えている時間が多かった。
アーセナルはアデバヨールが大きな存在感。裏へ抜ける動きで幾度もミランDFを慌てさせた。

48分、ネスタ負傷。ヤンクロフスキーがイン。マルディーニがセンターへ。

後半からはアーセナルがかなり前がかりに。ミランは押し込まれる展開が続くが、セードルフがやや引いてうまくボールを受け、スペースをもらったカカが前を向いてプレーできるようになる。

62分、左サイドカカから、セードルフに一旦預け、再びもらったボールを逆サイドのオッドへ。ペナルティエリア付近でフリーの状態。余裕を持って放ったシュートはニアに外れる。

65分、センターサークル付近から、カカがフラミニを引きずりながら突破。ギャラスとのマッチアップでスピードを止められるも、パトへスルーパス。タイミング合わず。

76分、右サイドでパトがドリブル突破を図る際に、右足痙攣で倒れる。誰も足を伸ばしに来てくれない。
パトアウトでジラルディーノ。

85分、セードルフアウトでエメルソン。

89分、35メートルのFK。ピルロが直接狙うが、枠を大きく外れる。

93分、左サイドをウォルコットに突破され、センタリングのボールをカラッチがかぶり、アデバヨールがゴールエリア内でフリーでアタマ。決定的なシーンも、バーに助けられる。

0−0のドロー。

両チームとも攻守の切替が早く、非常に激しい運動量。得点こそ無かったものの、見所は多かった。

今日はカラッチが大当たり。直前まで出場が危ぶまれていたとは思えない動き。ゴールエリアに張り付き、どっしりと構えて16本のシュートをゼロに抑えた。

サンシーロでのセカンドレグには、怪我あけの選手たちが本調子を取り戻していて欲しい。

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