第33球 勝負弱いバッターが並ぶ阪神打線

昨日の阪神−中日戦はヒット数は同じ11本ずつだったが
ミスが出た方が負けるという典型的なパターンだった。
改めて言うまでも無いが、今年の阪神不振は打線低調に尽きる!
(チーム打率最下位、チーム得点最下位)
また、驚くほどチャンスに弱い!
※チーム得点圏打率のデータは無いが、恐らく最下位だろう。
 
昨年もチャンスの割りに、得点に結びつかず、いらいらした記憶があるが、
今年どのくらいチャンスに弱いのか調べて見たら、規定打席到達者全員が
得点圏打率の方が低く、しかも1割台が3人もいては!
しかも、得点圏でヒットが出てもセカンドからホームへ帰れずに
サードで止まったり。ホームでタッチアウトになったり。
 
【打率()内は得点圏打率)】
 ・林   .326(.246) ==>結構チャンスに打ってる印象はあるが?
 ・今岡  .283(.173) ==>今年の勝負弱さはどうして?
 ・鳥谷  .279(.270) ==>レギュラー陣で一番高いのは意外!?
 ・赤星  .270(.186) ==>見逃し三振の印象が強い!
 ・金本  .266(.250) ==>林と同様
 ・シーツ .229(.187) ==>三振して怒ってる印象が強い!
→データ的に今岡、林の後に金本、鳥谷の方が少しは効果的か?
 (と言ってもどれだけ効果があるか?)
 
この得点圏打率というもの、今まで個人的には、あまり気にしたことがなかった。
(たまたまヒット時に得点圏にランナーがいたかどうかの違いだと考えていた)
従って、最初は極端な数字でも試合数を重ねてくると段々平均化されて
くるような気がしていたが。
→しかし、すでにシーズンの半分を過ぎており、ここまでくると単純に
 巡り合わせの問題ではないだろう。では、何が原因なのか?
 ・相手投手のここ一番の気合に負けてしまっている?
 ・チャンスに力が入ってしまっている?
他のチームだって条件は同じでどちらもプロ。
一般的には、投手がランナーを警戒したり、外野フライは犠飛に
なったりして凡退にならなかったりするので、得点圏打率の方が
よい傾向にある程度と思っていたが・・・
(こんな深刻な状態だったとは)
 
ちなみに、セリーグ得点圏打率TOP3は巨人の3選手(さすがの高打率)
 ・高橋  .325(.414)
 ・二岡  .277(.411)
 ・谷   .332(.388)
さらに、上記3人以外でも
 ・阿部  .300(.338)
 ・小笠原 .329(.301)
 ・李   .254(.293)
 
確かに巨人は、いい所で打っている気がするが規定打席到達者全員が
得点圏打率で阪神を上回っているとは・・・
また、得点圏打率1割台は両リーグ通じて、他には以下の3人のみ!
勝負弱い印象のバッターが並んでいる。
 ・梵  (広島).249(.167)
 ・大引 (オリ).285(.197)
 ・山崎武(楽天).268(.184)
 
得点圏でも、阪神ファンはあまり盛り上がらずに
そっと見守って得点圏だと悟らせないようにすれば、
打率上がるかも!?(なんて軟弱な!)
何もヒットにこだわらず、犠飛とか内野ゴロの間に1点とか
セーフティースクイズとか泥臭く1点を取っていけるような
しぶとさを期待したい!・・・ぶつぶつ

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