加治前・山本・中井のマルチヒット、昨年の天敵楽天を三タテ勝利！　7月17日イースタンリーグ巨人対楽天戦のレポと動画アップ

舎人
2011年07月20日 01:18 visibility520

試合経過

今日は赴任先からなのでいつもと違う環境です。十分なことはできないのですが、昨夜のうちに日曜日の動画は編集しておいたのでアップしたいと思います。

この試合は金曜日から続いた楽天との３連戦の三戦目だったのですが、ジャイアンツが３連勝を飾りました。昨年のイースタン巨人は楽天をすこぶる苦手にしており、開幕から７連敗、途中盛り返したものの結局１２戦を戦って４勝８敗という対戦結果でした。楽天との戦績が悪かったために優勝を逃したようなものであり、天敵のようなものだったといえるでしょう。それが今年はこの３連戦の前までに４勝３敗と勝ちがリードしており、さらにこの３連戦で３連勝したのです。完全に苦手意識はなくなったかのようです。勝負よりも育成が主体な場所とはいっても、苦手意識を持ってしまってはいけません。７月１０日にイースタンで巨人相手に好投した赤川はその一週間後に一軍でも巨人相手に好投していました。そのような得意苦手といった意識はイースタンが一軍に場所を移しても連動するものだと思います。

さて、この試合の先発は星野でしたが五回までは球威で相手を圧倒する投球でした。三回は三者連続三振とファームの投手とは思えない投球を見せていました。しかし、六回に飛ばし過ぎた影響からか球威がやや落ちると、途端に打者に合わせられるようになります。３安打を集中され、あれよあれよという間に４点リードが１点差にされてしまいました。ここで降板し、ロメロと交代したのですが、このように好投していても突然の乱調に陥るのが星野という投手です。これさえなければ一軍でローテーションを務めることだって可能なのにと思います。MAXは１４４キロでしたが、コンスタントに１４０を投げ込む左腕は貴重です。なんとか一皮むけて欲しいと登板するたびに思います。

打つ方では加治前、山本、中井やベテラン矢野といった右バッター衆が揃ってマルチヒットを放ちました。この試合に限ったことではないのですが、今のイースタンは右バッターが左バッターよりもはるかに目立っています。大田が昇格してもこの構図は変わりません。それなのに今年シーズンインしてから補強をしたバッターは高橋信も大村もフィールズもいずれも右バッター。これはやや偏りも感じてしまいます。今ファームから昇格の推奨を受けるに値するのは橋本や田中といった左バッターよりも加治前や矢野といった右バッターの方ですが、一軍では当分右バッターの需要はなさそうです。そのあたりやや編成のちぐはぐさを感じてしまいます。

試合の方は５対４で巨人が辛勝したのですが、星野の降板後同点に追いつかれたのは中井のエラーによってでした。ボテボテのあたりのゴロを処理すると、間に合うか間に合わないか微妙な間合いだったため焦ってファーストに悪送球をしてしまったのです。間違いなくサードの守備は上手くなっていると思いますが、時々このようなポカが中井にはあります。修さんが指摘をされている通り、原監督の起用の基準は守備力を持っているかどうかだと思います。中井はこのような守備をしていてはいつまでたっても一軍で起用されることは難しいと思います。打撃同様にサードの守備を鉄壁なものにすることが今後の中井には求められます。大田の外野転向が決まった今となっては中井がサードの育成の本流です。これであっさりとフィールズや他の選手にサードを明け渡して欲しくありません。ルーキー時から見てきていつか間違いなくレギュラーになると思っています。坂本と同等以上の素材だと今でも信じています。私以外にもそういった人間は数多くいると思う。その思いに中井は応えて欲しいと思う。

試合の方はサード中井のエラーによって同点に追いつかれましたが、相手サード銀次のエラーによって巨人が勝ち越しそのまま逃げ切りました。ホットコーナーの守備によって左右された日曜日のジャイアンツ球場の試合でした。

星野真澄三者連続三振！2011年7月17日　←New

http://www.youtube.com/watch?v=W11IM_mcHxo

加治前竜一マルチヒット！2011年7月17日　←New

http://www.youtube.com/watch?v=veEnaeofIWM

山本和作マルチヒット＆ファインプレー！2011年7月17日　←New

http://www.youtube.com/watch?v=ZxXgr_MaK_4

中井大介マルチヒット！2011年7月17日　←New

http://www.youtube.com/watch?v=ufk1di2tq9s

明日は１８日の試合のレポと動画アップをしますね。